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FlutterでAndroidアプリを開発する際の環境構築

Last updated at Posted at 2023-06-12

今回はFlutterを使用してAndroidアプリを開発する際に必要な環境構築の方法を記述します
Android限定なのは私のPCがWindowsだからです…。よってWindowsでの環境構築の解説になります。

以下の流れで進めていきます。
1.FlutterSDKのインストール
2.Path環境変数の設定
3.Android Studioのインストール・初期設定
4.VSCodeにFlutterを追加

※GitとVSCode自体のインストールは完了している前提で進めます。

1.FlutterSDKのインストール

SDKとは?
Software Development Kitの略で、ソフトウェア開発に必要なプログラム、サンプル、文書、APIなどをパッケージ化したものです。
今回はFlutterSDKなので、Flutterでのアプリ開発に必要なものが入っているという認識でよいかと思います。

公式サイトからインストール
https://docs.flutter.dev/get-started/install/windows
image.png

zipを開いたらflutterファイルを任意のディレクトリに保存してください。

2.Path環境変数の設定

環境変数とは?
OSが提供するデータ共有機能の一つで、OS上で動作するタスク(プロセス)がデータを共有するための仕組み。タスクに外部からデータを与え、タスクの挙動・設定を変更するためのもの。
今回のPath環境変数は、ソフトウェアが配置されている場所までのフォルダ階層の道筋を設定するものです。これを設定しておくことで、コマンドプロンプトでFlutterファイルを操作することができるようになります(「Pathを通す」という言い方をすることもあります)。

スタートボタン>設定>システム>システムの詳細設定の表示 から環境変数を選択し、Pathを選択後編集をクリック。
スクリーンショット (196).jpg

新規をクリックし、flutter\binまでのPathを追加しOKをクリック。
スクリーンショット (198).jpg

Pathが通ったことを確認しましょう。
コマンドプロンプトを開き、flutter --version コマンドを実行します。
スクリーンショット (200).png

Flutterのバージョンが表示されれば成功です。

3.Android Studioのインストール・初期設定

Android Studioは、Androidアプリ開発のIDEです。

IDEとは?
Integrated Development Environmentの略で、統合開発環境と訳されます。
ソフトウェア開発を支援するための統合されたツールで、エディタ、デバッガ、ビルドツールなどが含まれます。
SDKと似ていますが、あちらは開発部分を支援するパッケージ。IDEはソフトウェア開発全体のワークフローを支援する統合環境であるという違いがあります。

公式サイトからインストール
https://developer.android.com/studio

『Download Android Studio Flamingo』をクリック
image.png

同意してダウンロード
image.png

初期設定 最初は『Don't send』を選択し、あとはすべて『Next』でOK
image.png

『Licence Agreement』はすべてのライセンスに同意して『Finish』をクリック。
image.png

これでAndroid Studioのセットアップは完了です。

4.VSCodeにFlutterを追加

プラグインからFlutterを検索しインストールでOK

スクリーンショット (201).png

以上で、FlutterでAndroidアプリ開発を行う環境構築ができました!

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