最新版ParserScript 3.0でさらに簡潔に式のマッチングを行う

現在、ParserScriptは非推奨です。

前回

にて、式のマッチングをParserScript 2.0で行ったのですがバージョン3.0を公開したので、そのバージョンでもう一度マッチングを行いたいと思います。

ParserScript 3.0の新コマンド

　ParserScript 3.0では新しいコマンドが大きく分けて3つ追加されました。
　詳しくはこちらを見てください。

式のマッチング

　では早速そのコードを書きます。

ESCAPE ' '
CALL EXPRESSION
AST FACTOR
    VRECORD ""
    CSREGEX MATCH "((-)?[0-9]+(\.[0-9]+))"
    NOMATCH?
        BREAK
        VRECORD ""
        MATCH "("
        CALL EXPRESSION
        MATCH ")"
    END
    DOWNPUSH
LAST
AST TERM
    CALL FACTOR
    VRECORD ""
    SET
    CSREGEX MATCH "(\*|/)"
    CALL FACTOR
    MATCH?
        JUMP
    END
    DOWNPUSH
LAST
AST EXPRESSION
    CALL TERM
    VRECORD ""
    SET
    CSREGEX MATCH "(\+|-)"
    CALL TERM
    MATCH?
        JUMP
    END
    DOWNPUSH
LAST

まあ、こんな感じです。バージョン2.0よりも129文字短いです。

終わりに

　さらに使いやすくなったParserScript 3.0でもまだまだ改良の余地があります。もっと文法が厳しく安全な3.1が完成するのをお楽しみに。 後継言語の開発決定により開発終了。