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Unity AdsのGoogle Playのデータセーフティ設定

Last updated at Posted at 2022-04-17

本記事は2022年4月頃に書きました。最新のGoogle Play Storeのポリシーと噛み合っていない可能性があるため、ご注意ください!

前書き

こんにちは、ユーゴです。
今回は、Unityでゲーム開発して、Unity Adsを入れている場合のGoogle Playでのデータ収集設定について紹介します。
Google Playのプライバシーポリシーの設置義務化が2022年4月から始まり、エンジニアは対応に迫られていることかと思います。Google Playは年会費がかからず一括払いで簡単に登録でき、ダッシュボードの指示に従って楽に登録できましたが、「プライバシーポリシーの設置」「データ収集の設定」が追加され、これからはかなり敷居が高くなりそうです。私も個人開発をしている身として、大変な思いをしています。
データ収集の設定では様々な項目があり、どれを設定していいのかわかりにくいかと思います。
設定に失敗してリジェクトならまだしも、アカウント停止などの重い厳罰があったら怖い...と思う人も多いはずです。私もその一人でした。そんな皆様の手助けになればと、本記事を執筆いたしました。

なお、本記事に書いてあることを参考にして生じた如何なる損害に対し、筆者は責任を負いかねます。他のソースと比較して、多面的な視点から当記事の内容を判断してください。

1.データセーフティの回答

1-0.参考

回答していく前に、以下も参考にするといいでしょう。
Google Play data safety section for Unity Ads
Apple privacy survey
Unity Ads、Unity Analyticsを利用する開発者・パブリッシャー向けGDPR関連情報

1-1. データ収集とセキュリティ

「アプリは対象になる種類のユーザーデータを収集または共有しますか?」
→はい

「アプリで収集するユーザーデータはすべて、転送時に暗号化されますか?」
→はい

「自分のデータの削除をリクエストする方法をユーザーに提供していますか?」
→はい

1-2.データの種類&データの使用と処理

ここは厳密には2ステップですが、原文通りまとめて書いた方が見やすいのでまとめて書きます。
なお、開発者が特別な設定をすると項目が変わる箇所があるそうです。ただUnityAds差し込んだという人は問題ないですが、UnityDashboardで設定を変えている人などは原文に目を通してください。

分類 収集する情報 収集 共有 一時的に処理されるか 必須か 目的
場所 おおよその現在地 はい はい いいえ はい アプリの機能
分析
広告、マーケティング
不正防止、セキュリティ、コンプライアンス
個人情報 ユーザーID はい はい いいえ はい アプリの機能
財務情報 購入履歴 はい はい いいえ いいえ 分析
広告、マーケティング
アプリのアクティビティ アプリ インタラクション数 はい はい いいえ はい 分析
広告、マーケティング
不正防止、セキュリティ、コンプライアンス
アプリのアクティビティ その他の操作 はい はい いいえ はい 分析
広告、マーケティング
不正防止、セキュリティ、コンプライアンス
アプリの情報、パフォーマンス 診断情報 はい はい いいえ はい アプリの機能
分析
デバイスまたはその他のID デバイスまたはその他のID はい はい いいえ はい アプリの機能
分析
広告、マーケティング
不正防止、セキュリティ、コンプライアンス

2.まとめ

いかがでしたでしょうか。
なぜか検索してもUnity公式の原文が見つからず、サードパティの広告サイトからUnityの原文を見つけました。おそらく、他の方も検索で出てこなく苦労されているかと思い、記事を書きました。

私はこのように、痒いところに手が届くようなニッチな記事からUnityの基本的な使い方まで、様々なことを書いていこうと思います。よろしければご登録お願いいたします。

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