はじめに
こんにちは、ユーゴです。今回は、私が作成したツール「FBXInspector」の使用方法について紹介します。
私がTwitterを見ていたとき、ふと以下のようなツイートを見かけました。私はこれまで何も考えずにFBXをBOOTHで公開していたので、「マジか!」となりました...。
特に、UnityのFBXExporterを使うと、FBXファイルに最終保存パスが書き込まれて、色々とバレます。
定期的に注意喚起していますが
— mqdl (@mqdl) May 9, 2023
F B X は 気 を つ け て
FBXの仕様上、ファイルを「書き出した時のPCのパス」がファイルの中に記録されます。デスクトップとかに書き出したのを配布してしまったら、PCのユーザー名が思いっきりバレます。ヘタすると本名バレます。
こんにちは松浦遊です。 pic.twitter.com/m7jOVkBxxE
ダウンロード
ツールのダウンロードはこちらから!
https://mu5dvlp.booth.pm/items/5051932
使用方法
1. FBXExporterをインストールする
1-1. UnityPackageManagerを開く
「Window > PackageManager」を選択します
1-2. UnityRegistryから、FBXExporterをインストール
UnityRegistryからFBXExporterを選択し、インストールします
2. FBXInspectorをインポートする
Projectウィンドウの任意の場所にドラッグ&ドロップします
全部インポートします
3. FBXInspectorウィンドウを使用する
3-1. FBXInspectorを開く
「Window > MU5 > FBXInspector」を選択します
3-2. 対象のFBXを選択
3-3. 新規作成/上書きを選択
3-4. (新規作成のみ) 保存先を選択
3-5. (新規作成のみ) ファイル名を入力 (拡張子不要)
3-6. 保存をクリック
4. 結果を確認
2つのファイルが出力されます。末尾が「{ファイル名}_result.txt」の方は、パスがちゃんと削除されているか、fbxファイルの中身をテキストに書き起こしたものです。やばそうな文字列が含まれていないか確認してください。
注意点
本ツールでパスを削除した後にそのfbxを編集すると、またパスが書き込まれてしまいます。fbxを公開する直前にパスを削除し、その後は動作確認のみなど最低限の作業にしてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、FBXInspectorの使用方法について紹介しました。
このように、自作ツールの紹介から、Unity, C#, GAS, SlackAppなどプログラミングに関わる様々な情報を発信しています。
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