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Google Colab上でchat AIを使う

Last updated at Posted at 2024-10-27

記事のゴール

  • chat GPTを利用数制限や、個人情報など入れる情報への懸念を減らして利用したい。
    • あとは、AIをカスタマイズしたり、コマンドラインから出力を得たりもしてみたい...!
  • そこで、Google Colab上でchat GPTのような生成AIを実装してみる
  • chatGPTのようなインターフェースで受け答えができること

前提条件

  • Google Colabの有料プランを契約しておくこと
    • 筆者はColab Proを契約している
    • 10/27時点で Colab Proの料金は¥1179。chatGPTよりは安い。
    • 利用したGPUは「L4 GPU」。
      • 今回は使用するモデルは「Llama-3-ELYZA-JP-8B」を選択している。使用するモデルが動かせるGPUメモリを積んでいること

手順

  • Google Colab上に「Text generation web UI」を導入する
!git clone https://github.com/oobabooga/text-generation-webui.git
!bash /content/text-generation-webui/start_linux.sh
  • ただ、Google Colab上で動くweb UIにブラウザからアクセスできないので、ngrokを経由する
from pyngrok import ngrok
port = 7860  # web UIのポート番号を指定する
access_token = "ngrokのトークン"
ngrok.set_auth_token(access_token)
ngrok_tunnel=ngrok.connect(port)

public_url = ngrok_tunnel.public_url
print("PUBLIC_URL:", public_url)
  • web UIで利用するモデルを選ぶ
    • Download欄に モデルID を入力する
      • 今回は「Llama-3-ELYZA-JP-8B」を利用する
        • 「Llama-3-ELYZA-JP-8B」はGPT-3.5 Turboに匹敵するとのこと
        • openAIの利用が $20/Month かかるところを、google colabの料金で使えるのはうれしい...!
    • ②モデルID に「elyza/Llama-3-ELYZA-JP-8B-GGUF」を入れて「Get file list」を押す
    • ③取得したモデル名を入力
    • ④「Download」を押す
    • ⑤モデルをロードする
    • ⑥モデルを選択する
    • ⑦ロードする
    • ⑧モデル設定を保存する
  • 上記①~⑧のステップを経由せず、Web UIを立ち上げた時点からモデルを使いたい場合は、Text Generation Web UIのGoogle Colab向けのスクリプトを参照
  • 「Chat」タブで質問すると、ちゃんと回答してくれる
    • 30秒~1分くらいで回答してくれる。ChatGPTのスピードに慣れていると、少し遅く感じるけどこれで半額と思えば満足。

まとめ

  • chatGPTより安い料金でチャットボット形式のインターフェースを持つ 生成AIを実装できた。
  • UI上から使用するモデルを選べる「Text generation web UI」が非常に便利に感じた
  • 今後、作ったAIをカスタマイズしたり、web API化してコマンドから実行してみたり遊んでみたい。

参考情報

その他

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