#はじめに
アプリに使用しているライブラリ等のライセンスを明示する方法が分からなかったので、調べてみるとLicensePlist
という「設定アプリにライセンスを自動で一覧表示してくれる」ツールが便利そうなので使用してみました。備忘録です。
LicensePlist というiOSアプリ利用ライブラリのライセンス一覧を生成するツールを作りました
mono0926/LicensePlist
環境
[Xcode] 12.4
[iOS] 14.4
[MacOS] 10.15.7
#導入手順
CococaPods, Homebrew, Mintを使用してインストールすることが推奨されていました。
本記事ではCocoaPodsを利用しました。
pod 'LicensePlist'
# Installation path: `${PODS_ROOT}/LicensePlist/license-plist`
まずプロジェクトファイルの下にSettings.bundle
ファイルを作成します。
次に、XcodeのTARGETSの[Build Phases]
タブでRun Script
を追加して以下を記載します。
自動で中身を更新してくれるためこの方法が推奨されていますが、もちろん手動でも実行出来ました。
if [ $CONFIGURATION = "Debug" ]; then
${PODS_ROOT}/LicensePlist/license-plist --output-path $PRODUCT_NAME/Settings.bundle
fi
#最後に
私を含め、アプリを作るときにライセンス表示について分からない初学者は少なくないのではないでしょうか。
ライブラリをいくつも使用する際は、手動だと時間もかかると思うので簡単に取り込むことができるLicensePlist
を今後も活用させていただきます。
#参考文献
この記事は以下の情報を参考にしました。