呪文
プログラミングを始めたての頃は、「とりあえずこの通りに書くって覚えておけばいいよ」と教わるものがあります。
C言語でいう
#include <stdio.h>
#include <math.h>
とかシェルスクリプトで言う
#!/bin/bash
です。
そして、Kubernetesのyamlファイルの先頭に書かれている
apiVersion: v1beta1
とか
apiVersion: v1
とかもあまり意味を考えずに利用しがちです。
あれはAPIバージョン
で、タイトルにもある通りあれはAPIバージョンと呼ばれるKubernetesのオブジェクトのバージョンを指しています。
で、ポイントはアルファレベルとベータレベルとステープルレベルの3種類あって、後者に行けば行くほど安定版です。
覚えておくといいこと
アルファレベル(v1alpha1
)は実験的な実装、ベータレベルは互換性のない変更可能性あり、ステーブルレベルは安定版。本番環境ではステーブルレベル以外のオブジェクトは利用しない方がいいってのは覚えておくといいと思います。(alphaとかbetaが書いて無ければステーブル版)