TL;DR
- キー配列はC言語のソースコードで記述→ウェブ上で設定、hexファイルのダウンロードが可能に
- hexファイルの書き込みは専用のGUIアプリで可能に
序
肩こりに悩んでいまして、最近HHKB Pro2から左右分離式エルゴノミクスキーボードのErgoDox EZへ移行しました。
ErgoDox EZのデフォルトの配列は割と独特で、大体の人と同様にキー配列のカスタマイズを試みました。
Qiitaなどを見ていると流行ったのが2016年頃のようでそのときとはキーカスタマイズの方法が変わっていたので2019年現在の状況を書いておきます。
本体の購入も以前はクラウドファンディングのサイトで買えたようですが、
現在は「公式サイトに行ってね」というリンクだけで買えなくなっています。
キー配列はC言語のソースコードで記述→ウェブ上で設定、hexファイルのダウンロードが可能に
2016年と同様、現在もQMK Firmwareによる設定もできます (makeの引数やディレクトリ構造は変わってるようです)が、そこまで複雑な設定をしないのであれば、公式サイトからいけるORYXというサイトを使うと良いと思います。
特長として
- Webブラウザ上でキーカスタマイズが可能
- C言語のソースコードでの書き換えをちまちまやらなくてもOK
- 日本語配列特有の「英数」「かな」キーなども設定可能
- hexへのコンパイルをやってくれるのでダウンロードするだけ
- そのためコンパイラなどのツールのインストールが不要
- コンパイルしたときごとにキー配列履歴がサーバー上に残る(バージョン管理)
などとりあえずカスタマイズする上では十分な機能がついています。
以前はブラウザ上でカスタマイズできたようなのですが、現在は使えない様子?よくわかってないです。
ちなみに私のキー配列もウェブ上で確認できます。
hexファイルの書き込みは専用のGUIアプリで可能に
ErgoDox EZをUSBで接続した状態でhexを書き込むのは変わらないですが、Teensyよりも
ユーザーフレンドリーなWallyというツールが提供されています。
GUI版しか試してないですが、画面に表示されているようにhexファイルの選択 or ウィンドウへのD&D、リセットボタンの操作を行うだけで書き込みが完了するためTeensyのGUIよりも専用に作られてるだけあってわかりやすかったです。
最後に
左右分離型HHKB Pro2の発売を心よりお待ちしております。