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【Chrome Developer Tools】webサイトのレスポンスが重い・遅い原因を調べる【Networkタブ】

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webページの読み込みが遅い、表示に時間がかかる・・・。
だけど原因がわからない・・・。
そんなときに使用するのが、Chromeをはじめとするブラウザに備わっているDeveloper Tools(開発者ツール)のNetworkタブです:star:

QiitaのAdvent Calender 2017のページを利用して、Chrome Developer Tools(開発者ツール)のNetworkタブの使い方を見てみましょう。

Networkタブの場所と使い方

下の図で示しているように、左から4つ目にあります。
000_100.png

F12でDeveloper Toolsを起動したら、調査対象のwebページをF5でリロードして、読み込みの記録を開始します。
で、記録が終わったら、この:arrow_down:丸いボタンを押して、ストップさせます。
押さないと、ずーっと記録してしまうんです:exclamation:
ちなみに、記録中は赤く光ってます:red_circle:
001_e2_100.png

何がわかるのか

HTMLやCSS、画像データなどを、

  • どのファイルを
  • どの順番で
  • どのくらいの時間をかけて読み込んでいるか

がわかります。

具体的には、こんな:arrow_down:感じ。
この図の中で5つ示した部分を、以下1つずつ見ていきます。
001_e1_100.png

1.フィルター機能

CSSだけ、画像だけ・・・など、記録結果をある程度絞り込んで表示することが出来ます。
ファイル名での部分一致検索も可:white_flower:

2.ファイル一覧

一番上が、一番最初に読み込まれたファイルです。
処理された順に表示されます。

3.ファイルタイプ

JSとかCSSとか表示されます。ここの表示が、「1.フィルター機能」で絞り込むときのファイルタイプでもあります。

4.タイムライン

処理スレッドごとにラインが引かれ、ラインの長さが処理時間を表します。
また、処理内容によって、黄色や紫、緑などの色がつきます。
そして、タイムライン上をドラッグすると :arrow_down:その部分だけ抜き出したファイル一覧を見ることが出来ます。
004_075.png

5.処理時間

ここが一番見てほしい場所:exclamation:
ファイルごとの読み込み時間が数値で表示されるとともに、処理内容がカラーバーで表示されています。
カラーバーの上にマウスカーソルを当てると、処理の詳細がポップアップで表示されます。

まとめ

Networkタブを起動して、webページをリロードすることで簡単に読み込み処理を記録することが出来ます。
そして、処理時間の長いファイルを特定することが出来れば、対応方法もおのずとわかってきます。
ex)画像サイズを小さくする、js処理を改善する・・・など
逆に、どの処理も同じくらいの処理時間であれば、ブラウザ側ではなくサーバー側を疑ってみることも必要になってきます。

さくっと見てみましたが、これだけでも十分な数値が取得できるかと。
「レスポンス遅いな~」と思ったら、ぜひNetworkタブを開いてパフォーマンス計測してみてください:alarm_clock:

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