背景
GitHub+hogehogeでの開発が主流になっている昨今、自社ではBacklogのみで
ソース管理やプロジェクト管理、課題管理などをやっていた。
けれど、社外に公開したくない情報やソースも時たま出てきていて、申し訳程度にある
社内専用のGitBucketを活用していた。
転機
ある時、社内のGitBucketを使いたいなと思って、アクセスすると画面が一向に表示されない。
原因調査のために、sshでログインしたいけどログインID・Passを誰も覚えていなかったので、
仕方なく、新しくGitサーバーを立てようと思った。
選定
GitのOSSといってもGitBucketくらいしか知らなかったので、幾つかの記事を参考にして、
最終的にGitLabを導入した。
選定基準として以下の要素を考えていた。
・Github likeであること。 ←これかなり大事だった!
・他サービスとの連携がしやすいこと。 ←後々の開発にも継続運用可能!
・UIがリッチで、つい使いたくなること。
・導入が容易なこと。
・継続して開発されていること。
上記の条件で合致したのは、GitBucketとGitLab。
最終判断としては、この記事を参考にしたのと、
もともとGitBucketを使っていたので、今回は新しいものに挑戦したくなり、GitLabにした。
導入方法
サーバーはCentOS7.1。導入方法は、GitLabの公式ドキュメントを参考にしたが、ものすごく簡単だった。
導入してみて
導入したが、予想通りいい感じでGithubライクな開発手法が適用できる。さらに、プライベートリポジトリが無料なことで、
公開したくないプライベートソースもソース管理できるので、開発好きなエンジニアたまらないのではないかと。
また、masterのプロテクト機能やユーザー・グループごとのアクセス権限管理などBacklogでは出来ない
細かな機能もデフォルトで付いているので、正しく運用されればモダンな開発スタイルが確立できると思われる。
ただ、これまでGithubを用いた開発を行っていないため、画面の操作性であったり細かな機能に対して煩わしさを
覚える可能性は高い。
これはどうしても慣れることが大事なので、積極的に活用していきたいと思う。