はじめに
こんにちは、エンジニアコミュニティ LinuC Open Network (LiON)の運営事務局の伊藤です!
今年はLiONの生成AI活用分科会を一気に盛り上げていくぞー!と活動をスタートしておりますので、その進捗を共有します。
まずは第一期、4〜6月の活動として、「生成AI活用に必要となる知識と能力」というテーマで議論し、ホワイトペーパーを共創したい。
生成AIを活用すればサクッといけそうじゃん?
それに向けて、メンバーを募集しつつ、LiONのslack上で軽い意見交換からスタートしています。
最初っからAIに聞いてみた
「さて、どう進めようかな?」ということで、最初からAI(gpt-4o)に聞いてみました。
シニアエンジニアとして教えてください。「生成AI活用に必要となる知識と能力」というテーマで、議論し、ホワイトペーパーを作成したいと考えています。まず何から始めれば良いですか?
そして回答はこんな感じ。
良いテーマですね!シニアエンジニアとしての視点で進めるなら、以下のステップで整理すると効率的だと思います。
■まず何から始めるか
① ゴールと読者の明確化
ホワイトペーパーなので、まず以下を明確にしましょう:
- 目的:なぜ作るのか?(例:社内人材育成、顧客への提案、業界啓蒙など)
- 読者:誰に向けて書くのか?(例:エンジニア層、経営層、営業部門、顧客など)
- 成果物の位置づけ:提案書なのか、ハンドブックなのか、啓発的な読み物なのか。
② 議論の設計(アジェンダ作成)
議論すべきテーマを最初に設計してしまうのがコツです。 例として、次のような構成で骨組みを作ってみると議論がしやすいです:
仮アジェンダ例
- 生成AI活用の全体像
・業務領域別の活用ケース
・ツール/プラットフォームのトレンド- 求められる知識
・AIの基礎(機械学習、LLMの仕組み)
・API設計やプロンプトエンジニアリング
・データガバナンスやセキュリティ- 求められる能力
・業務要件をAI仕様に落とし込む力
・AIと非AIの最適な役割分担設計
・継続的改善(PDCA)への落とし込み能力- 学習ロードマップ
・初級〜上級のスキル獲得パス
・推奨書籍・学習サイト- ケーススタディ
・成功事例
・失敗事例- 今後の展望
・技術トレンド
・法規制や倫理的観点
③ 関係者アサインと討議
この骨組みに対して、議論できるメンバー(業務側、技術側、企画側)をアサインし、実際に意見を持ち寄る会議を設計。④ 情報収集
- 社内事例
- 業界動向
- 海外事例
- 専門書籍や論文
これを整理して、議論→執筆に移る流れです。
もしよければ、
- 読者ターゲット
- 完成イメージ(ページ数や粒度)
- 目的(教育?営業?思想リーダーシップ?)
このあたり教えてもらえれば、もっと具体的に提案もできますよ!
どうされますか?
さすが、いい感じっすね!
AIの提案通り、①から始めよう
ということで、まずは「①ゴールと読者の明確化」から意見交換を始めることにしました。
ちなみに私としてはこんな感じが良いのではないでしょうかーと、意見出させていただきました。
- 目的:社内人材育成
- 読者:若手エンジニア
- 位置付け:教科書のような感じ
現場のリアルな視点でアプローチ
また、分科会メンバーからは早速こんなご意見も。
" 普通の「AI活用法」では面白くない。LiONにはエンジニア多く集まっていることを活かし、ぶっちゃけ話のような感じで「実際、現場ではどのくらいAI活用が進んでいるのか?なぜ開発の現場でAI導入が進まないか?」といった現場のリアルな視点から、「どうしたら現場でAIを活用が進められるのか」というのを、ぶっちゃけベースで議論しあうというのはどうでしょうか? "
うん!これは議論自体も楽しそうですし、そこから創出されるホワイトペーパーもかなり有意義な内容になりそうですね!
まとめ
という感じで、LiONの生成AI活用分科会では、ゆるゆると新たな活動のスタートを切りつつあります。
本格始動は4月を想定していますが、3月中にプレキックオフとして意見交換のオンラインミーティングもできたら良いですね。
分科会メンバー募集!
生成AI活用分科会で一緒にアウトプット共創に取り組んでいただける方を募集しています。
ぜひ、エンジニアコミュニティ LinuC Open Networkにご参加ください!