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vim-bootstrapでVimを使う方法

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はじめに

日頃Vimを使用している方は .vimrc で色々カスタマイズして使用しているか方も多いかと思います。
ただ、Vimをそこまで使用したことのない方々には少し敷居が高いこともあるかと思います。
そんな方々のためにvim-bootstrapを使用したVimの設定方法をご紹介します。

個人的にVimを使う理由

そもそもVSCodeなどが広まっている中でわざわざVim使う必要があるのか?
ということもあるかと思いますが、VimはVimで以下のようなメリットがあるかと思います。

  • ローカル/サーバーなど基本どこでも使える
  • 起動が早い
  • ターミナルツール1つで環境が完結できる
  • 設定ファイル(.vimrc)があればすぐに同じ設定のエディターが使える

今回ご紹介するサイト

vim-bootstrapは利用頻度の多々そうなプラグインやキーバインドを .vimrc で生成してくれるジェネレーターです。
サイト自体の使い方はそこまで難しくないかと思います。
プラグインをインストールしたいプログラム言語を選択して Generate! ボタンをクリックで .vimrc をダンロードしてくれます。

設定方法

ダウンロードされたものを配置するだけなので難しくはありません。
ダウンロードされたファイルを以下へ配置しVimを開ければ利用可能です。
Vimの場合、 ~/.vimrc
NeoVimの場合、 ~/.config/nvim/init.vim

配置後、Vimを開くとプラグインのダウンロードが始まり以下のような少しイケてるVimになります。

スクリーンショット 2021-05-28 10.32.35.png

カスタマイズしたい場合は記述もできます。(サンプルはNeoVimです)

# 個別の設定
~/.config/nvim/local_init.vim
# 個別のbundleの設定
~/.config/nvim/local_bundles.vim

なおこれは個人的な問題ですが、クリップボードへのコピーが上手くできなかったので以下の設定はコメントアウトしています。

~/.config/nvim/init.vim
""" Copy/Paste/Cut
"if has('unnamedplus')
"  set clipboard=unnamed,unnamedplus
"endif

使い方例

vim-bootstrapの独自のキーバインドがいくつか設定されているので少し紹介します

F3キー

  • 左側にディレクトリツリーが開きます(Nerdtreeです)
  • ディレクトリツリーへの移動はctrl+w、エディター側へはctrl+l

=> マウスを使わずにディレクトリツリーへ移動できるのはすごい便利です。

カンマ+eキー(,+e)

  • 現在開いているディレクトリからファイル名をインタラクティブに検索(ctrlpです)

※ ctrlpとは、Vimのプラグイン名です。 https://github.com/kien/ctrlp.vim

最後に

Vimは古臭く感じる方もいるかも知れませんが、非常に使い勝手のいいエディターです。
Vimに憧れがある方の参考になればと思います。
以上です。

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