#0. 目次
1.はじめに
2.前提知識
3.教材
4.学習方法
5.本試験
6.あとがき
#1. はじめに
こんにちは。インフラエンジニアへの転職活動中のmsstgcと申します。
AWSとインフラについての全体像を知るために__AWS Certified Solutions Architect - Associate【SAA-C02】__を受験してきました。
AWSはおろかインフラ知識0の未経験者でも一発合格できましたので、
私と同じように業界未経験の方はもちろん、新入社員で資格を取得する必要がある方などの参考になれば幸いです。
#2. 前提知識
- ヲタクの会社で事務をやっています。要は知識0のIT未経験者です。
- AWS認定試験の勉強を始める直前にLPICレベル1に合格しています。
- 勉強期間は1ヶ月半(多分100時間くらい)、後述しますが試験に合格するだけなら不要なところまでやったので短縮は可能です。
#3. 教材
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AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクト-アソシエイト(旧試験【SAA-C01版】対応版)
出題範囲の全体像の把握と、基礎固めのために使用。
旧試験対応版なので不要な部分もありそうですが、大した量でもないのでその辺りは気にせず全部読んでOK
この記事を書いている2020年9月時点では、新試験【SAA-C02版】に対応した書籍はいずれの出版社からも出てなさそうなので、わざわざ買う必要はなさそう。
あると便利なので周りに持っている人がいれば借りるといいんじゃないでしょうか。 -
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
上記の書籍と同様に、出題範囲の全体像の把握と、基礎固めのために使用。
別途BlackBeltで補う必要はあるが、この講座の範囲を理解すれば試験合格は可能です。
各サービスのハンズオンや本試験に近い難易度の模擬試験もついているのでとりあえず購入しましょう。 -
【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
たくさん問題があります。すごい! -
BlackBelt(AWS サービス別資料)
Udemyや書籍では基礎的な部分までしか学べないため、足りない部分を補うために使用。
すべてを読む必要はないので、まずは主要なサービスから手を付けましょう。
主要なサービス一覧
2020年9月時点の内容となります。
ちょくちょく更新されているので、最新のものを確認してください。
これ以外のサービスについては、気になるものがあれば適時読む感じでいいと思います。
※クラスメソッドさんの2回受験して得たAWS認定ソリューションアーキテクト(SAA)の教訓
を参考にしています。
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Compute
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Storage
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Databases
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Networking & Content Delivery
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Management & Governance
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Security, Identity & Compliance
#4. 学習方法
学習方針
個人的には資格試験はあくまで網羅的に知識をインプットすることが目的なので、合格することを第一に考えた学習方法となっています。
実務で必要なら合格した後にじっくり触ればOKという考えです。
学習の流れ
試験範囲全体の基礎を学び、後はひたすら模擬試験を解く。それだけ
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基礎知識のインプット
これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)を一通りやります。
動画時間だけで26時間+ハンズオンまでしっかりやるとかなりの時間が必要になり、最初の内容はどうせ忘れてしまうので、サラッと流す感じで大丈夫です。
私はすべてのハンズオンを行いましたが、やらなくてもいいと思います。
書籍を用意できる方は、Udemyでやった部分を書籍で復習すると、お互いを補完できていい感じです。 -
模擬試験
Udemyの模擬試験が8回分あるので、ひたすら回しながら足りない知識をBlackBeltやGoogleで調べて補完していきます。
答えを暗記するのではなく、なぜそうなるのかを理解するようにしましょう。
私の場合はすべての模試を3周解いて、正答率が90%~95%くらいでした。
学習の際に意識すること
試験合格のために重要なのは__主要なサービスの内容と、それらをどのように組み合わせて設計をするか(ベストプラクティス)をしっかり覚える__ことです。
これだけで合格ラインの7割に十分届きます。
そのため、試験の合格のみを考えるなら__【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)の高難度の模擬試験に1,2回しかでてこないような単語、サービスは覚えなくても問題ありません。__
多少の偏りはあると思いますが、私が受けた時は主要なサービスについての問題がほとんどでした。
覚えるべきサービスに優先順位をつけるとこんな感じです。
- 主要なサービス ← 必須
- 模擬試験でよく見るサービス ← 余裕があれば
- 模擬試験全体を通して1,2回しか出てこないサービス ← 不要
#5. 本試験
この手の試験全般に言えることですが、試験問題の日本語が不自由すぎてつらいです。
試験時間は130分で、当初の予定では60分くらいで1周できると思っていたのですが、
一通り問題を解き終わった時点で残り20分。。。
半分くらい見直したところで時間切れとなりました。
正直手ごたえはなかったのですが、結果は・・・合格!
試験が終わって3時間後くらいには詳細な点数が出ていて、[798/1000]でした。
合格ラインが720点なのでそこそこ余裕があったのではないでしょうか。
#6. あとがき
試験の難易度としては簡単とはいいませんが、
すべて選択問題なのでそこまで気負う必要もありません。
知識0からの方でも一発合格は十分可能だと思います!
AWS Certified Solutions Architect - Associate【SAA-C02】の勉強を通して、
AWSについての基礎知識、インフラとはどういったものなのかがなんとなくわかった気がします。
ただ、あくまで知識がついただけなので、今後は実際に自分で書いたコードをAWSで実装しながら、
もっと理解を深めていきたいです。
最後にTwitterもやっていますので、ぜひフォローしていただけると嬉しいです!