OSSとしてリリースされているopcacheの管理画面を比較してみます。
(ネタとしてはだいぶ古いですが)
主な管理画面
- ocp
https://gist.githubusercontent.com/ck-on/4959032/raw/ad6362bff017f3c59c96ab395e3308ed52650cab/ocp.php - rlerdorf/opcache-status
https://github.com/rlerdorf/opcache-status - amnuts/opcache-gui
https://github.com/amnuts/opcache-gui - PeeHaa/OpCacheGUI
https://github.com/PeeHaa/OpCacheGUI
概要比較表
|名前|ライセンス|first commit|導入|統計値|グラフ|ファイル一覧|キャッシュ操作|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|ocp|不明(フリー?)|2013/02/15|容易|あり|||あり|
|rlerdorf/opcache-status|不明|2013/03/17|容易|あり|||なし|
|amnuts/opcache-gui|MIT|2013/04/09|容易|あり|||あり|
|PeeHaa/OpCacheGUI|MIT|2013/06/23|やや容易|あり|||あり|
詳細
ocp
- 一番はじめにリリースされた
- 1ファイルのみで導入可能
- 統計値表示あり、設定値表示あり
- メモリ/キャッシュキー/ヒット率の棒グラフ
- ファイル一覧の検索なし、ソートあり
- キャッシュ操作あり
- phpinfo風UI
- ocp.phpに以下のようなライセンス?の記述あり
Free for any kind of use or modification, I am not responsible for anything, please share your improvements
rlerdorf/opcache-status
- 1ファイルのみで導入可能
- 統計値表示あり、設定値表示あり
- メモリ/キャッシュキー/ヒット率の円グラフ
- キャッシュファイルの可視化グラフあり
- ファイル一覧の検索なし、ソートなし
- キャッシュ操作なし
- opcache.phpにはライセンス表記なし
amnuts/opcache-gui
- 1ファイルのみで導入可能
- 統計値表示あり、設定値表示あり
- メモリ/ヒット率の円グラフあり
キャッシュキーのグラフはなし - ファイル一覧の検索あり、ソート固定(キャッシュヒット数)
- キャッシュ操作あり
- MITライセンス
PeeHaa/OpCacheGUI
- 1ファイルのみでは導入不可。リポジトリ全体を配置する
- 統計値表示あり、設定値表示あり
- メモリ/キャッシュキー/ヒット率の円グラフあり
ただしグラフにパーセント表記がない - ファイル一覧の検索あり、ソートあり
- キャッシュ操作あり
- MITライセンス
- 多言語対応しているけど日本語には対応していない
- 初期状態ではログイン画面になるのでinit.example.phpをちょっといじる必要がある
- 4つの中で一番リッチなUI。スマートフォンにも対応している
- index.phpでsession_start()を使っている
どれを使うか
細かい違いはありますがどれも主な統計情報(メモリ使用量、キャッシュヒット率)は表示できるので機能的に大きな差はないように思えます。
なので最終的には好きなものを使う。でもよさそうです。
ライセンスを気にするのであればMITと明記されているamnuts/opcache-guiかPeeHaa/OpCacheGUIのどちらかでしょうか。