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CSSのを書くときに意識したいこと

Last updated at Posted at 2022-12-23

この記事は、Ateam Group U-30のカレンダー | Advent Calendar 2022 - Qiitaの19日目の記事になります。

CSSを保守運営するために、SassやCSS moduleなど便利な機能が生まれてきました。
ただ、使えないプロダクトで生のCSSを書く場合も少なからずあります。
そんなときに意識したいことをまとめます。

大枠では以下の3つになります。

  • グローバルを汚染しない
  • タグに直接スタイルを当てない
  • 過度なスタイルの上書きをしない

グローバルを汚染しない

CSSはJavaScriptと同じように1つのランタイムで実行されます。
そのため、何も意識せずに書くと、セレクタの衝突やスタイルの上書きが発生します。その結果、意図しないページ崩れが発生します。

グローバルが汚染された状態で放置すると、その後の保守が大変になり、より開発に時間がかかるようになります。

タグに直接スタイルを当てない

CSSのスタイルの当て方には大きく4種類があります。

  • タグにスタイル属性をつける
  • クラス名でスタイルを当てる
  • タグ名でスタイルを当てる
  • Idでスタイルを当てる

この中で、タグ名にスタイル属性を当てることは初期化用のCSSの中で書かれていれば良いのですが、それ以外の箇所で使用するとページ崩れを引き起こす原因となります。特に部分的に提携サービスへ配信しているCSSで行うと、配信先のページを崩してしまいます。
どうしても当てなければいけない場合は、クラス名でスコープを絞りスタイルを当てるのが良いです。

.label-text span { 
    font-size: 12px;
}

過度なスタイルの上書きはしない

CSSは後に書かれたスタイルが優先されます。そのため、当てたく無いスタイルがあれば上書きをする場合があります。
スタイルの上書きは便利ですが、過剰に上書きをしてしまうと、どこでなんのスタイルが当たっているのか、変更の影響範囲を調べることも難しくなります。
極力上書きを避け、なぜスタイルを上書きする必要があるかに目を向け、クラス名を分けるや元のスタイルを書き換えるなど、なるべく根本的な対応をすると良いかとしましょう。

まとめ

今では生のCSSを書くことは減ってきています。ただ、少なからず書くこともあるので、後のことを考えながらメンテナンスしやすいCSSを書いていきたいです。

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