はじめに
GitHub Actionsを使って、Unityのビルド及びGitHub Pagesへのデプロイ、Discordへのビルド成功・失敗通知を行います。
Slackに通知する事例はよく見かけますが、GitHub Actionsを使えばDiscordへもこのように比較的簡単に通知が行えるので、Discord上で開発のやり取りをしている場合は便利だと思います。
今回はalfファイルの発行からライセンス情報の登録までを扱います。
1. alfファイルの発行
ライセンス認証を行うため、alfファイルを発行します。
これをリポジトリ直下の.github/workflows
ディレクトリに配置します。
以降のワークフローを定義したファイルも同様のディレクトリに置くものとします。
name: Acquire activation file
on:
workflow_dispatch: {}
jobs:
activation:
name: Request manual activation file
runs-on: ubuntu-latest
steps:
# GameCI の Activation を利用して alf ファイルを発行する
- name: Request manual activation file
id: getManualLicenseFile
uses: game-ci/unity-request-activation-file@v2
with:
# Unity プロジェクトのバージョン
unityVersion: 2021.3.12f1
# Upload artifact (Unity_v20XX.X.XXXX.alf)
- name: Expose as artifact
uses: actions/upload-artifact@v2
with:
name: ${{ steps.getManualLicenseFile.outputs.filePath }}
path: ${{ steps.getManualLicenseFile.outputs.filePath }}
Unityバージョンは2021.3.12f1
になっていますが、プロジェクトで使用しているバージョンに合わせて適宜書き換えて下さい。
このファイルがデフォルトブランチ(main
やmaster
など)に追加された後、Actions/Acquire activation file
画面からRun workflowからデフォルトブランチを選択して実行すると、完了後アーティファクトにUnity_vバージョン.alf
ファイルが生成されます。
アーティファクトからalfファイルをダウンロードします。
2. ライセンス認証
上記のライセンス認証サイトにアクセスして、ライセンス認証を行います。
まず先程ダウンロードしたalfファイルをサイトにアップロードします。
プランを選びます。
ライセンス認証が完了したので、Unity_vバージョン.ulf
ファイルをダウンロードします。
3. リポジトリにライセンス情報を登録
リポジトリのActions secrets
に、名前をUNITY_LICENSE
として、Secret
にはulfファイルの中身をコピーアンドペーストしたものを追加します。
参考
次回