はじめに
WSL2環境(Windows10/11)のubuntuでmeldを立ち上げた時、割と頻繁にWindow操作ができなくなって困っていたが、復旧方法がわかったのでメモ
(meld以外にqterminalもハマった記憶がある)
トラブルの状況
- meldは起動するものの、Window最大化やWindowの移動ができなくなる(マウス操作に反応しない感じ)
- meldの終了もGUIから操作できず、ターミナルでCtrl+Cでkillするか、WindowsのタスクバーでWindowを閉じる、で止めるしかない状況
- WSL2再起動、Windows再起動でも解決せず困り果てる(WindowsにインストールしたMeld.exeをubuntuから起動してしのいでいた)
トラブルの発生原因
Windowsをマルチ画面で操作していて、meldを隣のモニタに移動させたり、最大化したりするとハマった印象がある(再現実験はしていないです)
解決方法(不十分)
問題が発生したら、meldを止めてから以下のファイルを消去する
$HOME/.config/dconf/user
解決方法(本命?)
- dconf-editorで設定を変更する(詳細は後ほど)
注意点
この操作を行うと以前のwindowサイズ・位置は忘れてしまう。それでも操作できないよりはマシ
最後に
この方法はあくまでもその場しのぎでしかない。こんなトラブルがそもそも発生しない対策があれば知りたいです(WSL2環境に限った問題?)
追記(2024/09/03)
上記対策でも制御が効かなくなる場合があることを改めて確認。最大化(タイトルバーのダブルクリック)をすると、それ以降おかしくなる模様。Windows側の制御と齟齬が発生しているのかも?更に確認をすすめる→dconf-editorを使って設定変更すれば確実に復旧できそうな感触あり