■はじめに
とあるセミナーで「事実と解釈」というテーマを扱っていました。
その考え方がとてもためになったので、事実とはなにか?
また解釈とは何か?
を見極めることが物事の整理の手助けとなるよ、ということを伝えらればと思います。
余談ですが、エンジニアになりましたーという人の中にも「今研修中」という人や、「OJTで実業務やってまーす」という人もいると思います。
おそらくOJTが多いとは思いますが、業務が忙しいよーという人がこの記事を読んでる人の中にはいると思います。
上長から「これお願いね」と言われてよくわからん状況になって不安しかない人。
先輩の教え方が下手。
何をすればいいの?
いろいろ感じると思います。
そんな方はもしかしたら現在の状況整理ができていない可能性があります。
■事実と解釈とは?
事実とは実際に起こったこと
です。
当たり前ではありますが、事実とはそれ以上でもそれ以外のことでもありません。
プログラミングを例に挙げてみます。
例)コードを追記したら、システムが止まってしまいとてもあせっている。
上記の文章の「コードを追記したら、システムが止まってしまい
」だけが事実にあたります。
では「とてもあせっている。
」は何か?
これは事実ではなくその人の解釈になります。
では解釈とは何か?
解釈とは事実をもとに意味を、受け手の側から理解すること
です。
要するに「事実を受け、どう感じた」ということが解釈に当たります。
■おわりに
以上のことから、事実と解釈とはなにか?がわかってもらえたと思います。
人間なので、解釈に翻弄されがちですが、解釈はあくまで事実を受けてのリアクション、反応です。
そのため、いったん落ち着いて「事実はなんだ?」に注目してみると、問題解決がスムーズにいくと思います。
初めてはわからないことばかりです。
わからないことは質問をする。
質問を遠慮なくしていく。
でないと、わからないことだらけという問題がたまってしまいます。
一人でできないことは事実をうまくみつけて、先輩にその事実を伝えて問題解決を手伝ってもらうようにしましょう。
それでは、良いエンジニアライフを!