はじめに
2025年8月9日に都内でお笑い×楽器ライブイベント「ガッキ使い」にまゆんごまゆまゆ名義で出演しました。
出演者として当日楽器を弾くだけでなく、イベントそのものを周知するためのウェブサイトを作成しGitHub Pagesを通して公開していました。
今回の記事では体験記としてイベントの内容や出演することになった経緯、Webサイトを通して見えてきたことをお伝えします。
ガッキ使いとは?非芸人なのになぜ出演した?
このイベントは楽器を弾くことのできる人達が集まり、楽器を使ったゲームをしてその様子をお客さんにも楽しんでもらうというものになります。
主催の芸人さんがこのイベントを企画していたのは数ヶ月前から知っていましたが、お笑い芸人でない方の参加も受け付けるというお話を聞き参加しようと決意しました。
というのも、筆者は現在転職活動を進めていながらも必ずしも思うように進まない部分もあり、普段関わることのなかった世界に飛び込むことで自分の殻を破りたいという思いもありました。
Webページ制作開始!
ガッキ使いの出演が決まってから筆者の方でも知人らにイベントのことを話し、出演或いは観に来てもらえないか打診をしていました。
それをやっている中でSNSのタイムラインや口頭だけでなく、Webページとしてまとまった情報を一度に見られるとより効率よく宣伝ができるのではないかと考えるようになりました。
ちょっと前にブックオフのセールでHTMLとCSSによるウェブデザインの本を購入していたので、それを参考に写真のようなプロトタイプを作ってみました。
スクリーンショットを主催の芸人さんに見てもらい、快諾いただけたタイミングとその方がX上で説明会をしていたタイミングが一致していたので、筆者の方で説明会の内容をまとめサイトにも反映させた状態で公開することができました。
実際のサイトはこちらになります
Webサイトで工夫したこと
Webサイト公開までの話をしたので、ちょっと技術的な話もしていきます。
実際にWebサイトを見ると、かなりシンプルなデザインだと感じられる方もいらっしゃるかと思います。
実際その通りで、敢えてHTML,CSS,簡単なJavaScriptのみを使っています。
というのも、主催の芸人さんが話された内容をいち早く確実に届け何か変更があればすぐに対応できるようにするためです。
今回のイベントでは随時出演者を募集するというスタイルを取っていたので、増減があったりそれに合わせてフライヤーに変更があればすぐに差し替えていました。
また、出演者の募集がひと段落ついた時にはそれに関する情報を一通り削除し、お客さんに必要なものだけを残すといった対応も行なっていました。
それらがすぐに反映され実際のサイトで見られるようにするという目的に合わせると、何かフレームワークを使うのではなく、シンプルな構成とGitHub Pagesの組み合わせにしたことで、スムーズな更新だけでなくミスも防げたんじゃないかなと思っています。
また、JavaScriptも使ってレスポンシブデザインを取り入れたことでスマホから見た人でもストレスなく見られるように配慮もしました。
イベントやウェブ制作を通して学んだこと
転職活動中のエンジニアでありながらお笑い芸人主催のイベントに出るというイレギュラーな挑戦をしましたが、エンジニアリングの知識はこのようなあまり接点のなさそうな世界でも活かせる場所があるんだなというのが大きな発見でした。
新しい技術に触れているとそれらを使いたいという誘惑もないわけではなかったですが、本当に大事なのは情報を常に最新の状態で届けることで新しい技術に囚われるのは本末転倒になってしまうのだろうなとも感じました。
おわりに
ちょうどこの記事を執筆し初公開したのがイベントの翌日だったので、イベントそのものだけでなく主催の方と連携を取りながらWebサイトを動かしていた日々が終わってしまったという寂しさもあります。
しかし、このイベントを通して出演者と裏方の両方を経験できたことを糧に転職活動を進めたり、また機会があればイベントや個人のWebサイトを手掛けるといったこともやってみたいなと思いました。
(余談ですが右下で三味線を持っているのが筆者となります。)
ちょっと変わった記事でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
【2025/8/13追記】
イベント終了後もトップページを集合写真に差し替えたり、新たなページを追加するといった対応をしました。
本格的な更新はあまりないかもしれませんが、今回のホームページを「ガッキ使い」を思い出してもらえる場所としてこれからも大事にしていきたいと思っています。