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元コンテンツ発信者が"質問しない新人"になってた失敗談 〜自走力と現場のギャップ〜

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はじめに

「ねえ、今何をしてるの?」
これは筆者がエンジニアとして入社して間もない頃、研修として先輩社員から与えられた課題アプリを実装していた際に聞かれたものです。
タイトルで少し触れてますが、筆者は過去にAI(人工知能)やデータ分析をテーマにした記事の執筆や教材作成を行っていました。
たまたまUdemyのとある講座の中で自走力や質問の質を重視する趣旨の話があり、筆者が当時在籍していた会社であった出来事のことを思い出しました。
多くの学習コンテンツで「自走力」という言葉が登場する中、筆者が当時の現場であった出来事を紹介することでエンジニアになって間もない方やこれから考えている方の参考になるのでは...?と考え久しぶりに記事を書こうと思い立ちました。
この記事ではその講座での話と筆者が会社であったことに触れ、筆者の何が問題だったかから「自走力」について今一度考えるという形で進めていきます。

Udemyであった話

この講座で該当するお話があったのはエンジニアで伸びる人とそうでない人の違いはどこにあるかという文脈でのことでした。
結論としてはたくさん手を動かしている人で、自走力があるからこそ結果として質問してくる内容の質も変わってくると仰っていました。
このお話の中で肝になるのはどれくらい自分でトライアンドエラーを繰り返し、解決まで辿り着けるかという点だと思います。

会社であった話

冒頭でも触れましたが入社して間もない頃、与えられた課題としてアプリの実装を進めていた際に具体的に何をしているのかと直接聞かれました。
もう少し説明するとどのように実装すれば良いかやそもそも知らないことをGoogleで調べ、ソースコードを目の前の課題に落とし込むという進め方をしていました。
そもそもの趣旨として納期もあるわけだし、知らないものはいくら考えても出てこないからちゃんと聞く癖をつけないとだよという注意を受けることとなりました。

何が問題だった?

以上の話は詰まるところ質問の量と質のどちらかを重視するかという方向に落ち着くのではないかと思います。

発言者 重視 発言の前提
Udemy エンジニアとして伸びるには自力でのトライアンドエラーがベースになる
会社 納期の問題、知らないものは考えても出てこない

この点から捉え方によっては質問の量と質は所謂自走力とトレードオフにあるのかもしれません。
ただ、これはあくまで場合によって分けて考えなくてはいけないもので、筆者の場合はコンテンツ発信での経験が裏目に出てしまったと感じています。
手前味噌になりますが、コンテンツ発信をしていた当時は依頼してくださった方に企画としての提案から実装まで全て自力で進めることもあったので、ある程度の自走力はなければ難しかったと思います。(ちなみに、ChatGPTなどが広まる前の話です)
聞く人がいない中で諸々解決させてきたことが悪癖となり、本来だったらすぐに聞けば済むものを自分で調べたりああでもないこうでもないといってる間に日が暮れていたという本末転倒の状態になっていたのを先輩社員は見ていたんじゃないかなと思っています。
これは研修での話でしたが、チームでの開発であれば必ず期限があり、それにちゃんと間に合わせるためにも手を動かす量や質問の質とまた違ったものが求められてくるという失敗エピソードでした。

終わりに

今回はUdemyと会社からあった質問に関する発言をピックアップし、現場で求められるのは自走力だけではなかったなというお話をさせてもらいました。
久々の記事となりましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。

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