いくつかのプロジェクト(以降PJ)のリーダー(以降PL)をやってみて大事だなと思ったことを書いてみる。
前提
個人の感想です。
職場環境やPJ規模や人に依っても違うし、そもそも間違ったことを書いている可能性もなくはない。
心に刺さる内容があればくらいに。
小規模PJのPLしかやったことがないので、大規模PJのPLの大事なこととは違うかも。
PLとは
PJをゴールに導く(リードする)役割の人。
PJのゴールは何かというと、依頼主の目的達成のために作る成果物である。
PJ成功の指標としては、QCD(品質・コスト・納期)がある。
PLのお仕事
PJをゴールさせるには、ゴールとタスクが明確になっている必要がある。
タスクには不確実性(できるかどうかわからない)がないことが重要。
現実は最初の計画で不確実性がゼロになることはないでしょうが・・・
PLのお仕事は以下になります。
- ゴールを明確にする
- ゴールするためのタスクを明確にする
- ゴールするためのスケジュールを明確にする
- ゴールするための体制を明確にする
- 不確実なことを明確化していく
- 計画(ゴール、タスク、スケジュール、体制)を作り、関係者の合意を取り付ける
- 決まったことをメンバー(自分含めて)に実行してもらう
PLをやる上でのポイント
- ゴールを正しく定義する
- ゴールまでの段取りを正しく定義する
- ゴールが変わらない(増えたりしない)ように管理する
- メンバーは何のために入ってもらうのか考えてアサインする
- 途中のメンバー変更を極力しない(コミュニケーションコストがかかる)
- 知見者をがっつりアサインできなくても、相談メンバーとして計画に入れておく
- タスクの実現性を確認しておく(実現性確認フェーズをとる/リスクとしてバッファを積む)
- 実現性確認したときの実装は整理して置いておく
- 毎日状況を確認する
- いろんな状況になる可能性を想像し進め方を考えておく
- 自PJ外の状況も把握しておく(影響することが多い)
- PJが完了するまで気を抜かない(タスクが1個でも残っているとPJは終わらない)
- PJの成功に責任を持つモチベーションを持つ
こんな感じかな。