■目的
EC2にはプライベートIPとパブリックIPが割り当てられている。
パブリックIPは再起動でIPが変更してしまうため、EIPの割り当てを行う。
(割り当てることにより、IPが固定されるよ)
検証で割り当てるだけなので、最後にEIPの紐づけは取り消す。
💡IPについて
IPの種類 | 外部からEC2にアクセス | EC2から外部へアクセス | 備考 | |
---|---|---|---|---|
プライベートIP | インスタンス作成時に割り当てられる静的なIPアドレス | ❌できない | ✅できる(NAT経由で) | NATGatewayまたはNATインスタンスが必要 |
パブリックIP | インスタンス起動時に自動的に割り当てられる動的なグローバルIPアドレス再起動するとIPが変わる | ✅できる | ✅できる | 自動で関連付けされるけど再起動で変わる |
Elastic IP(EIP) | 静的なグローバルIPアドレス | ✅できる | ✅できる | 永続的に同じIPで通信可能 |
Step 1:Elastic IPの割り当て
1.EC2 > ネットワーク&セキュリティ > Elastic IP
2.「Elastic IPアドレスを割り振る」をクリック
3.Elastic IPアドレスの設定画面に移動する。「割り振る」をクリック
4.「Elastic IPアドレスが正常に割り振られました」が表示されることを確認
Step 2:Elastic IPの関連付け
2.「Elastic IPアドレスを関連付ける」の画面に遷移するので設定をする
リソースタイプ:インスタンス
インスタンス:インスタンスを選択
EIPを割り当てたいインスタンスの、インスタンスIDとプライベートIPアドレスを確認すること
3.「関連付ける」をクリック
4. 「Elastic IPアドレスが正常に関連付けられました」が表示されることを確認
5.EC2インスタンスを確認する
インスタンス>対象のインスタンスを選択>詳細タブ
Elastic IPアドレス、にIPアドレスがあることを確認。
Step 3:Elastic IPの関連付けを解除
2.削除確認のポップアップが表示されるので、「関連付けを解除」をクリック
■所感
基本的なIP設定だと思われる、EIPの割り当てができた。
EIPを作成し、紐づけたいIPを指定するだけなので、5分くらいでできそう。
紐づけは:EIPの割り当て&IP関連付け
紐づけ解除は:IP関連付けの解除&EIP解放
2つセットでやる必要がある、EIPの解放とか特に忘れそう。注意。
画像10枚のスクショ&IP隠しの加工が面倒くさかったーーーー!!
検証環境であってもIPはちゃんと全部隠そう!
参考サイト)