本記事の概要
LPIC-2(Level2)version4.5 を受験し取得したので勉強方法を備忘録として投稿します。
LPICを受けようと思っている方や、現在勉強している方がこの記事を参考の一つにしていただけたら幸いです。
使用した教材
参考書
・Linux教科書 LPICレベル2 Version 4.5対応)
・Linux教科書 LPICレベル2 スピードマスター問題集 Version4.5対応
WEBサイト
・Ping-t
勉強の流れ(201試験編)
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Ping-tのWEB問題集を分野毎に解いていき、間違えた問題は解答を読んでノートにまとめる
201の分野は運用に関わる問題・コマンドが多く、業務中に扱うコマンドがいくつかあったので
覚えるのがめちゃくちゃ大変ということではありませんでした。(後述の202が地獄...) -
全体範囲を終えたら、全問ヒットになるまで繰り返す
大体2週間ほど時間をかけてPing-tを続けました。 -
スピードマスター問題集を解く
LPIC-1の時もですが、スピードマスター問題集はping-t後の知識の総括としてとても便利だと思います。
また、巻末の問題集も試験本番のレベルと合っていて試験対策としては必須だと思います。 -
Ping-tのWEB問題集で模擬試験モードをやりまくる
LPIC-1のときと同じでとにかく解く。(今回はコマ門は実施しませんでした。)
試験結果(201試験)
受験日:2021年5月30日
スコア:540
合格ライン:500
結果:pass
テストセクションの情報 | 正解率 |
---|---|
Capacity Planning | 87% |
Linux Kernel | 55% |
System Startup | 88% |
Filesystem and Devices | 66% |
Advanced Storage Device Administration | 87% |
Networking Configuration | 72% |
System Maintenance | 50% |
かなりギリギリで合格...
個人的には手応えがあったのですが、
まだまだ精進が足らんと思い知らされる結果に。
勉強の流れ(202試験編)
201の結果はあまりよくなかったが、とにかく気持ちを切り替えて勉強開始。
流れは201の時と大体同じ。
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Ping-tのWEB問題集を分野毎に解いていき、間違えた問題は解答を読んで自分なりにノートにまとめる
たくさんの方が合格体験記で語っているように、とにかく覚える量が半端ない!
まとめたノートのページ数もこれまでの試験対策の中で最長を記録しました。
途中、confファイルの設定値をこんなに暗記する意味はあるのか...と投げ出しそうになりました。 -
全体範囲を終えたら、全問ヒットになるまで繰り返す
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全問ヒットになるまでやり込んだら模擬試験モードをたくさんやる
私の場合は、模擬試験モードで間違えた問題が30~40問くらいになるまでは模擬試験、
間違えた問題が溜まってきたら自由演習で復習。という流れでやってました。 -
スピードマスター問題集を解く
やはりスピマスは正義。本番の際に似たような問題が4~5問出題されました。
試験結果(202試験)
受験日:2021年11月28日
スコア:570
合格ライン:500
結果:pass
テストセクションの情報 | 正解率 |
---|---|
Domain Name Server | 75% |
Web Services | 81% |
File Sharing | 75% |
Network Client Management | 81% |
E-Mail Services | 50% |
System Security | 78% |
202試験もギリギリ合格という結果に。
勉強しているときから自覚はありましたが、メールの分野がまだまだですね。
前回の受験日から半年もたった理由は、私生活が忙しくなってしまったという事情もありますが、
とにかく覚える量が多すぎてモチベーション維持が難しい!
これから受験を考えている方は短期決戦で挑むことをお勧めします。
受験後の感想
LPICは202が一番難しいという情報は仕入れていましたが、まさにその通りでした。
個人的に暗記が苦手なので、得意な人はもう少し楽に取得できるのかなと思います。
各サーバの役割を体系的に学習出来たのは良かったです。今後仕事に活かせるといいな...
資格を取得したことで幾分かの自信には繋がっているので、今後も資格取得は続けていきたいです
この記事を開いていただき、また、
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今年中に304取得目指してがんばります。