Atomエディタ
AtomはGithub製のテキストエディタです。
Atomは、ElectronというWebフロントエンド技術を用いてデスクトップアプリケーションを開発できるツールによって開発されているオープンソース・ソフトウェアで、注目を浴びています。
今回は、このAtomでDart開発をするときに便利なプラグインの紹介をします。
Atomに関する詳しい説明はここでは割愛します。
Dart開発用のプラグインをインストールする
すでにお使いの環境にDartがインストールされている前提で説明をします。
AtomにDart開発用のプラグインをインストールします。
※「japanese-menu」プラグインで日本語化を行った前提の説明です
まず、Atomの環境設定から「インストール」を選び、パッケージのインストール画面を開きます。
※スクリーンショットの撮影はMac版を使用しています
「Search package」と書いてある検索枠に「dartlang」と記述し、検索で見つかった「dartlang」パッケージの「install」をクリックして、パッケージをインストールします。
メニューの「パッケージ」に「Dart」が追加されていたら、インストール完了です。
Dart SDKの場所が正しく設定されているか確認する
パッケージ「dartlang」の設定の「Dart SDK Location」に、Dart SDKの場所が正しく設定されているか確認します。
場所が正しく設定されていなければ、正しい場所を設定してあげる必要があります。
![atom_dart_09.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2F91f275dc-833f-a3a5-b4a8-6a11ecfb5549.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=f305cac2c0f2ece77b697d96fba8be25)
dartlangプラグインで出来ること
エラーや警告、ヒントがリアルタイムで確認できる
Dartでコーディング中にバックグラウンドでDartのdartanalyzerが動き、エラー、警告、ヒントを確認することができます。
![atom_dart_04.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2F922b047e-706c-e81a-f892-42cc26d76efa.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=75227e0534f2f669d855f7127d424674)
![atom_dart_05.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2F418bded6-75c4-9ae5-4c08-48bde66b29f5.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=4e878f6159bd75dcfaccc753e8307145)
![atom_dart_06.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2Fe7fd604e-ac3b-4df7-2a62-e4715a934060.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=feea727c3f8cde0fe97e6bc9b2b6ef8d)
エラービューで、常時一覧することもできます。
![atom_dart_07.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2Fbc8f5c60-ab93-c719-48e5-823540b88b4d.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=d122af266307e8b699b94bea47a17944)
依存パッケージに関する操作
ツリービューでのコンテキストメニューから、依存パッケージに関する操作を行うことができます。
![atom_dart_08.jpg](https://qiita-user-contents.imgix.net/https%3A%2F%2Fqiita-image-store.s3.amazonaws.com%2F0%2F636%2F733e7995-2199-9877-fb10-6c9904fde420.jpeg?ixlib=rb-4.0.0&auto=format&gif-q=60&q=75&s=945b71832310df277ef60e23fdf5fe4d)
自動フォーマット
ソースコード保存時に、自動でフォーマッタを適用させることができます。フォーマッタは、Dart SDKに標準で含まれているものが使用されます。
例えば、以下の様な読みにくいコードが書かれていても、
class
Hoge {
bar() {
for(int i=0;i<10;i++){
int aaa=1000;
}
}
foon(){
var list = [10000, 20000, 30000, 40000, 50000, 60000, 70000, 80000, 90000, 100000, 110000];
}
}
ファイルを保存すると、
class Hoge {
bar() {
for (int i = 0; i < 10; i++) {
int aaa = 1000;
}
}
foon() {
var list = [
10000,
20000,
30000,
40000,
50000,
60000,
70000,
80000,
90000,
100000,
110000
];
}
}
このように整形されます。
おわりに
ここまでDart開発のための機能が揃っていれば、Dart開発はとても楽になるのではないかと思います。
Atomは、DartのIDEになりえます。