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【応用情報技術者試験】合格するためにやったことまとめ

Last updated at Posted at 2025-02-11

【応用情報技術者試験】合格するためにやったことまとめ

3行まとめ

  • 令和6年度秋期応用情報技術者試験に合格できた
  • 可能な限り一発合格するため、3ヶ月念入りに対策した
  • 午後対策を中心に、事前にやった勉強と当日意識したことをまとめる

書いている人の情報

  • 社会人1年目
  • 情報系大学院修士
  • ITパスポート、基本情報技術者は同年(2024年)に取得済
  • 高校時代の得意科目は英語と国語

試験結果

  • 午前:83.75点
  • 午後:78.00点
    • 選択した大問
      • 1「セキュリティ」(必須)
      • 2「経営戦略」
      • 3「プログラミング」
      • 10「サービスマネジメント」
      • 11「システム監査」

受験までにやったこと(午前対策編)

同じ年に基本情報も受けたが、応用情報の午前対策は基本情報の対策とほぼ同じで良いと感じた。
そのため、基本情報合格のために行ったことを挙げていく。

  • 網羅的な参考書を1周
    • 使用した参考書:キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
    • 技術的な知識はほとんど学部で学んだことの復習であったため軽く一読のみ行い、それ以外の知識習得に重きを置いて読んだ
    • 参考書はフィーリングで選べばいいと思う
  • 過去問を回す

上の対策を行なって基本情報に合格し、追加で応用情報技術者過去問道場で過去問を回し続けた。
被っている問題も多く、基本情報の対策からそこまで差分はなかったように思う。

受験までにやったこと(午後対策編)

応用情報は午後試験対策ゲーであると言ってもいいと思う。
かつ、午後試験は正直運ゲー要素が結構大きい。(筆者が受けた令和6年度秋期は例年より合格率が高く、体感としても問題は簡単だった。運が良かった)
とはいえ、受験料もかかるし筆記試験もあまり好きではなかったため、できる限り一発で受かるために頑張ったのでまとめる。

どの問題を選択するか

一般的には、『文系セット』の大問は運ゲー要素多め、それ以外は運ゲー要素少なめと言われている。
実際、試験当日に初見の問題を解いてみても、上記はある程度当てはまっていると感じた。
運ゲー要素を減らすために、対策は『文系セット』以外を多めにやっていた。
しかし、対策した「データベース」が本番ではあまりにも解けず、方針転換するしかなかった。
結果的には『文系セット』大目になったが、それなりに対策はしていたのでなんとかなった。
運ゲー要素少なめを狙っても結局は運ゲーが待っているため、対策する大問は1,2問余裕を持つのがおすすめ。

満遍なく点数を取るのではなく、

  • 1「セキュリティ」で90点取る
  • 任意の大問1個で100点取る
  • 残りの大問3個合計で110点取る

上のような点数の取り方を目指すと楽だと思う。
100点を目指す大問は各々得意なものでいいが、個人的には3「プログラミング」がお勧め。
これは別に筆者がプログラミングが得意であるわけでなく(むしろ苦手)、以下のような性質を持つ大問であるためである。

  1. 過去問と当日の問題にあまり関係がないため、対策がほぼ不要
  2. 数問だけ間違えることは少なく、解ける問題を引ければ自然と満点が狙える

どんな風に勉強したか

使ったものはIPAが出している過去問応用情報技術者 午後問題の重点対策の2つ。

まず過去問を3年分解いた。
このとき気をつけたのは以下の2点。

  1. 解答用紙を手に入れるか作るかして、必ず自分の手で記述式問題を書く
  2. 解くのにかかった時間を大問ごとに測る

過去問を解いて大問ごとに対策の要・不要を把握し、できる限り運ゲーを減らすために対策要の大問をメインで対策していった。

  • メイン
    • 1「セキュリティ」(必須)
      • 対策:要
    • 3「プログラミング」
      • 対策:不要
    • 4「データベース」
      • 対策:要
    • 5「ネットワーク」
      • 対策:要
    • 10「サービスマネジメント」
      • 対策:計算問題のみ要、他は不要
  • サブ
    • 2「経営戦略」
      • 対策:各種技法のみ要、他は不要、簿記は捨て
    • 11「システム監査」
      • 対策:不要

知識の獲得は、午前試験の過去問で8割くらい取れていれば十分だと思う。
重点対策を回し、大問の特性や記述式問題で求められる書き方を学ぶのがおすすめ。

当日にやったこと

午後試験において、初見の状態でどのように問題を選択し、解くのかについてをメインに書いていく。

  1. 解答用紙を見て、解く問題にあたりをつける
  2. 解く大問をマークする
  3. 1「セキュリティ」を解く
    1. 知識問題に分からないものがあればスルーする
  4. 対策してきた大問を先に解く
    1. 決めた時間で解けそうにない場合は、別の大問に切り替える
  5. 『文系セット』の大問を解く
  6. 3「プログラミング」を選択した場合は、ミスがないかの確認時間を多めに取る(満点を取るため)
  7. 名前や受験番号、選択問題のマークを確認する

1. 解答用紙を見て、解く問題にあたりをつける

見るべきポイントは以下の2つ。

  1. 選択式問題がどれだけ多いか
  2. 記述式問題の文字数指定がどれだけ少ないか

文字数が長い記述式問題は、抜き出し式でないことが多く、その分内容がブレやすい。
不確実性が上がるため筆者はあまりやりたくなかったが、裏を返せば部分点をもらえるチャンスが多くなるとも言えるので、筆記が得意なら当てはまらないかもしれない。

例えば、令和6年度秋期の11「システム監査」は選択式問題と抜き出し式の短文記述しかなかった。
自己採点においても解答速報と完全一致していたため、試験後の安心が得られた。

2. 解く大問をマークする

これを忘れたら元も子もない。

3. 1「セキュリティ」を解く

当たり前かもしれないが、最初に解き、時間切れが起こらないようにする。
毎年知識問題が1問は出ているが、分からなければどうしようもないので、さっさと飛ばす。

4. 対策してきた大問を先に解く

一番自信のある大問に時間を多く割くようにする。
ここで大事なのは 「本当にこの大問で高得点が取れるか」を短時間で見切ること。
筆者は4「データベース」を一番念入りに対策していたため、確実に選択するつもりであったが、当日全く解けず2分で諦めた。
試験後に解答速報を見ても全然分からなかったので、すぐ見切りをつけたことが功を奏したと思う。

5. 『文系セット』の大問を解く

ここで大事なのは 部分点を狙い、解答の細部にこだわらないこと。
午後問題で実際それぞれの大問が何点だったのかは分からないのでなんとも言えないが、0点にならなければいい、くらいの気持ちで解くのがお勧め。

6. 「プログラミング」を選択した場合は、ミスがないかの確認時間を多めに取る

「プログラミング」は、自分のようなプログラミングが得意でない人にとっても、解ける問題が出れば満点が取れると思う。
減点があるとすれば大概計算ミスや、指定された記法に沿っていない(「2×a」を「2a」「2*a」と書くなど)ことによるものだと思われるため、見直しが効果的。

7. 名前や受験番号、選択問題のマークを確認する

これを忘れたら元も子もない。
また、記述式問題の細部にこだわって消し、白紙からの時間切れ、は悲しいのでこれも注意。

感想

正直な感想は「もう記述試験はやりたくない」なので、一発合格できてホッとしている。
できる限りの全力は尽くして対策したつもりなので、この記事が少しでも参考になれば嬉しい。

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