##簡単な自己紹介
- 元理科教員
- 2019年4月から転職しITの道へ
- Mission:4ヶ月の研修期間でJava SE8 Goldを取得する
その際に実践した勉強方法などの記録です。
初心忘るべからず。
##Hello World!!
最初に触れたのはProgateでした。一週間くらいでJavaレッスンを一通り終えて、コマンドプロンプトでコンパイルすることを覚えたところで資格勉強を本格スタートしました。
使用した教材はいわゆる紫本と黒本(問題集)、と少し白本。
試験範囲を網羅している本は他に選択肢がないので、初めてプログラミング言語に触れる初心者は紫本+黒本がスタンダードかと思います。
当初の計画は紫本を一通り読んで、黒本を解いていくつもりでした。
が、オブジェクト指向の章で大ハマりしたので、専門の書籍を読んだりもしました。
『Javaのオブジェクト指向がゼッタイにわかる本』
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798050485.html
##Java Silver合格までの学習方法
- 動きがわからない部分はコードを自分で書く
実際に自力で動かしてみると少し時間はかかっても理解が深められました。
コンストラクタの動き、継承関係とメソッドのオーバーライドなど、自分でコードを変えてみながら実行してみることで格段に理解しやすくなりました。
- まとめノートは作らない
綺麗にまとめられたノート、まず見ません。
- 思考整理メモはOK
インクリメントや配列の操作の流れを追うときなど、考えを書き出して整理するノートは使いました。
試験でもメモありなので大いに利用しましょう。
- 5分考えてわからなければ解答を見る
時間をかけても出ないものは出ません。
- 間違えた問題の原因を2つに分類
理解していないのか、覚えていないのかによって対処を変えました。
理解が浅いものは紫本のみでなくネットで調べたりコードを書いて深堀り。
覚えていない、暗記すべきものはGoogleドキュメントにまとめておき、通勤時間、寝る前のスキマ時間にスマホで見られるようにしました。
- Googleスプレッドシートに黒本模試の解答を記録、備考欄にその時の思考をメモっておく
何をどう間違えたのか忘れがちなので、備忘録を残しました。
- 人にその用語を説明できるか?
最強のアウトプットは人に説明することです。
理解することを中心に紫本を読み、コードをきちんと追えるようになってきた後に、紫本と黒本の巻末の模擬試験を2回ずつ実戦形式で実施。苦手な配列のところだけ白本を解きました。
黒本模試は直前で8割程度で、2019年5月22日 Java SE8 Silver正答率75%で合格。
##金の沼
Silver取得後1週間で息抜き課題のコンソールアプリを作成しました。
(じゃんけんアプリ、ガチャアプリ)
よくある題材のようですが、ここで初めて制作物を試行錯誤の末に完成させたことでモチベアップ。
その後6月からGoldの学習に着手する時に先輩方から、
「Goldは暗記が多くて大変」、「金の沼へようこそ」と言われていたので戦々恐々。
教材はSilver同様、紫本、黒本、ちょっと白本です。
実際のところ、Goldで覚えるべきことはSilverの3倍くらいあります。
さらにGoldの問題は、メソッドの名前と引数まで覚えていることが前提でないと解答までたどり着けないものも多く、Silverよりもきっちり覚える必要がありました。
元々暗記が苦手で、さらに単純にすべて暗記するのはしんどい量なので、次のことを意識しました。
- 英語の意味と機能と引数、戻り値を対応させて覚える
関数型インターフェースの名称とメソッド名と機能をセットにする
Function:関数
・・・R apply T:Tを適用してRを返す
Consumer:消費者
・・・accept:(Tを)受け入れる(=消費するので戻り値なし)
など。
- 覚える時間を確保して一気に覚える
集中できる時間、土日や寝る前にまとめた暗記用ドキュメントで覚える
- 知らないメソッドはリファレンスを読む
公式説明書が一番確実で勉強になり、資格試験に限らず利用できるように
しっかり暗記した分だけコードもしっかり追えるようになり、最初に黒本模試を解いた時は4割程度でしたが徐々に正答率は上がり、黒本では内容が薄く苦手なコレクション、並行処理の章のみ白本で補強しました。
直前の模試は8割程度で、結果2019年8月7日に72%で合格しました!
入り口として資格を取得するミッションでしたが、新しい技術を勉強し続けていく姿勢を忘れずに研鑽を積み重ねていきます。