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最近のPulumi動向(10月-11月分)

Last updated at Posted at 2019-12-01

一年振り返ろうと思ったけど量が多すぎて挫折しました。Pulumiの開発のスピード超速い…
特に便利だと思った機能追加は太字にしてあります。

淡々とpulumi/pulumiリポジトリのCHANGELOG.mdを見ていきます。

1.3.0 (2019-10-09)

  • pulumi previewの挙動改善 #3245

  • brewでインストールされたCLIは、Homebrew JSON APIでバージョン情報を取得するようになった #3290

  • pulumi stack renameでstack名変更できるようになった #3292

  • pulumi/pulumiDockerhubコンテナにhelm追加 #3294

  • .pulumiディレクトリのパスをPULUMI_HOME環境変数で指定できるようになった #3300 (Fixes #2966)

  • pulumi update--target urn, -t urnオプションが追加。個別のリソースだけupdateできるようになった。-t urn1 -t urn2のように複数指定可能

  • transformations追加 #3174 #3319

    • Resourceのプロパティを動的に上書きできるようになった

1.3.1 (2019-10-09)

1.3.2 (2019-10-16)

  • get*(i.e. aws.ec2.getSubnetIds(...))がhang, crashする問題を修正 #3260 #3309

1.3.3 (2019-10-17)

  • Fix an issue with first-class providers introduced in 1.3.2.
    • 何が修正されたのかよくわからない

1.3.4 (2019-10-18)

  • 1.3.3で出たコンソール出力のバグ修正

1.4.0 (2019-10-24)

  • [Python] FileAssetos.PathLikeを渡せるようになった #3368

  • コンソールでの色表示のバグ修正 #3385

1.4.1 (2019-11-01)

  • .NETサポート(preview版)

  • コンソールでの表示崩れ修正 #3417

  • Verify deployment integrity during import and issue an error if verification fails. The state file can still be
    imported by passing the --force flag. #3422

    • "Verify deployment integrity"が意味不明なので原文のまま載せました
    • pulumi stack import時に何らかのチェックが追加された模様
  • pulumi previewのoutputの挙動改善 #3427

  • pulumi update --replace urnでreplaceするリソースを指定できるようになった。--replace urn1 --replace urn2のように複数指定可能。pulumi update --replace urn --target urn, pulumi update --target-replace urnのようにtargetと組み合わせて実行も可能 #3418

  • pulumi stackコマンドが依存関係をtree表示するようになった #3430

  • configがlistとmapに対応 #3342

  • ResourceProvider#StreamInvoke追加 #3424

1.5.0 (2019-11-06)

  • alias重複時にエラーを出すようになった #3457

  • 内部APIのバージョンアップデート #3348

  • コマンド実行までの速度改善(CLIアップデートチェックを並列で行うようになった) #3441

  • pulumi watchコマンド追加(experimental) #3391

    • hot reload的なやつ
    • 使う前にPULUMI_EXPERIMENTAL=trueにしておかないといけない

1.5.1 (2019-11-06)

  • .NETサポート

1.5.2 (2019-11-13)

  • pulumi policy publishがPolicy Pack名を参照するようになった #3459

  • [Go] OutputAPIのリファクタ #3496

1.6.0 (2019-11-20)

  • [Go] config.GetObjectサポート #3526

    • ネストしたconfigの情報を構造体にバインドできるようになった
  • [Go] IgnoreChangesサポート #3514

  • [Go] go runでのpulumiプログラム実行をサポート #3503

    • 実行前にバイナリをビルドする必要がなくなった
  • pulumi previewの挙動改善 #3327

    • リソースに変更が無いのにpreviewでdiffが表示されていた問題(#3301)の修正
    • #3245のバグ修正
  • pulumi stack init時のstack名のバリデーションを追加

  • [Go] go1.13.xサポート

  • pulumi update --target, pulumi destroy --targetのtargetに指定されているリソースに依存するリソースがある場合、これらのコマンドはエラーを返すようになった。--targetを指定してupdate/deleteを行う場合は、依存するリソースを全て--target引数で列挙するか、--target-dependents引数で依存するリソース全てに対する変更を許可しなければならない

  • [TS/JS] node 13.xサポート #3512

  • StackReference.getOutputSync, requireOutputSyncが非推奨に。StackReference.getOutput, requireOutputを代わりに使用すること

1.6.1 (2019-11-26)

  • [Go] ReadResource, RegisterResource, Invokeをparent, providersに渡せるようになった #3563

  • [Go] ReadResourceの挙動修正 #3581

  • [Go] DeleteBeforeReplaceの挙動修正 #3572

  • [TS/JS] PULUMI_PREFER_YARN環境変数を追加 #3556

    • npmの代わりにyarnを使用してpulumi newできるようになった
  • --policy-packに相対パスを指定できるようになった #3565

まとめ

オープンソースのCHANGELOG.mdを追っていると、「今まで気づいてなかったけどこんな機能もあったのか」と勉強になります。Pulumiはまだ歴史が浅いので、今後の記事でもう少し遡っていこうと思います。

ここ2ヶ月での目玉はやはり、v1.4.1で入ったconfigのlist&map対応でしょう。getObjectでオブジェクトや構造体にconfigの情報をそのままバインドできるようになり、stack間での差分のほとんどがPulumi.*.yamlファイルで吸収できるようになりました。

Fresh out Go supportにリストされてるいくつかの機能も最近入ってきてます。Goのサポートに向けた開発が動き続けているので期待大です。

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