anyenvでpython環境を整える

はじめに

先週のランサーズのイベントでヌーラボの中村さんが、anyenvが今（あくまで今現在）一番安定しているスクリプトのバージョン管理ソフトっぽいと言っていたのでmavericksに導入してみる。

anyenvのインストール

anyenvはgithubのサイトから引用すると

This is a simple wrapper for rbenv style environment managers. You don't have to git clone or modify your shell profile for each **env anymore if you install anyenv.

というもので、要はpyenv,rbenv,plenvなどを使っている人が**env環境をインストールするためのインストールツール。もう色々とあるので一括で管理できないの？というニーズから生まれてきたらしい。インストールはgithubからcloneしてくるだけ。

$ git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bashrc

pyenvのインストール

anyenvを使って、pyenvをインストールする。

$ anyenv install pyenv
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

pythonのインストール

pyenvを使ってpythonのバージョン2.7.5をインストールする。

$ pyenv install 2.7.5
$ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile

bash_profileに既に書き込んでいたら、省略しよう。

virtualenvの導入

とりあえず、pipがpyenvのpipにちゃんとなっていることを確認して、virtualenvをインストールする。

$ which pip
{HOME}/.anyenv/envs/pyenv/shims/pip
$ pip install virtualenv
$ source ~/.bashrc

後は、virtualenvの環境に移行していろいろとやるだけ

$ virtualenv ~/.virtualenv
$ source ~/.virtualenv/bin/activate
(.virtualenv)$ pip install numpy …

注意

Macのpythonには、native以外にもmacportsで入ったもの、ActivePythonで入ったもの、homebrewで入ったものなどいろいろなものがあるため、導入前にアンインストールしておいた方が良いかもしれない。