Alder Lake(Core i9) + VMWareWorkstation Pro 17.5 で「VMが遅い」の解決方法

概要

• Alder Lake のCPUで VMWareWorkstation の ゲストOSが思った以上に早くない場合の対処法です。

環境

• ホストOS
  • Alder Lake(Core i9) (Pコア 14 + Eコア6)
  • Windows 11 (22H2)
  • VMWareWorkstation Pro 17.5
• ゲストOS
  • Windows 10 (22H2)

事象:ゲストOS(Windows 10) が遅い

• 起動時間：40秒台～180秒台
• コア数を増やしても効果なし

原因:ゲストOSがEコアに割り当てられていたため

解決策:vmware-vmx.exe を電源制御外とする

管理者権限で起動したコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する。

> powercfg /powerthrottling disable /path "C:\Program Files (x86)\VMware\VMware Workstation\x64\vmware-vmx.exe"

効果

• ゲストOSの起動時間が20秒台になった。

不思議なこと

• ゲストＯＳの起動時間が、(コア数=4の起動時間) < (コア数=8の起動時間) となった。
• 同じ20秒台なのでわずかな差であるが「コア数が多いほうがよい」という単純なことにはならないようだ。

参考サイト

• vmware VMTN Communities
  • Workstation 16pro on alder lake system
    mtomei Contributor ‎01-10-2023 11:54 AM
    https://communities.vmware.com/t5/VMware-Workstation-Pro/Workstation-16pro-on-alder-lake-system/td-p/2880327