概要

Hyper-Vの外部仮想スイッチを作成したところ、ホストOSとゲストOSの双方でGitHubに接続不能（タイムアウト）になったときの記録。

事象1： github.com に接続できない

外部仮想スイッチ	事象
あり	https://github.com/ に接続不能(ERR_TIMED_OUTが発生)
なし	https://github.com/ に接続成功

外部仮想スイッチ	事象
あり	アプリの検索・参照はできるが、入手ができない。
なし	アプリの検索・参照・入手ができる

【参考】VPN接続状態のWSL2内でGithubにPush/Pullをしても応答が返ってこなかった話
https://blog.adglobe.co.jp/entry/2024/07/31/100000

ルータのMTU が 1454 であったため、外部仮想スイッチのMTUを変更(1500 → 1400)した。³

「外部仮想スイッチあり」時のパケット
TLS1.2で接続しようとしている。こちら側が 192.168.51.153、GitHub側が 20.27.177.113
"Client Hello"のあとの"Server Hello"がない。(接続失敗)
↩
「外部仮想スイッチなし」時のパケット
TLS1.3で接続している。こちら側が 192.168.0.252、GitHub側が 20.27.177.113
"Client Hello"のあと、"Server Hello"が返ってきている。(接続成功)
↩
物理NIC の MTUが 1400 になっていたため、外部仮想スイッチのMTUも1400にした。
数年前、外部接続不能に陥った時、MTU=1400 に変更することで解決したことを思い出した。
恐るべし、MTU。 ↩