こんにちは。
毎日データ可視化について悶々と考えている限界過疎地おじさんです。
相変わらず長いタイトル、なによ?
現在、私はDATASaberBrudge2ndに参加しています。
参加者(Apprenticeっていうんだよ、カッコイイよね!)は90日間で与えられた課題をこなしつつ、コミュニティ構築のノウハウ、仲間づくりを進めつつ、データビジュアライゼーションアライゼーションのスキルを磨き、Saberとして独り立ちするための自己啓発に勤しみます。
ほうほう、それでお主は何に貢献しているのかね?
自分のTableauスキルはほぼ素人なので、技術的に他のApprenticeに伝えられることはほぼ皆無なので、月並みな言い分なんですが、自分のドメイン知識の中から汎用的なノウハウ的なものをお伝えするように心がけています。
DATASaberBridgeに限らず、Tableauコミュニティでは初心者向けに共有会やコミュニティ活動が活発で、私も先日JTUG(Japan Tableau User Group)に挑戦してみました。
Youtube生配信を見つつ、出されるお題に制限時間内にVizを作っていく楽しいイベントです、運営さん本当にお疲れさまでした。
で、当然みんな作るの早いし再現度も高い、すごい。
自分はこれが限界~。
https://x.com/kynetch/status/1730195548362469429?s=20
基本問題+2題ほど応用問題に臨みます。これ結構ムズくて」とても勉強になりました。
今後、全国大会の予選から本選も予定されているとのことでぜひ参加したかったんですが、本選が東京リアル開催とのことで過疎地住のおっちゃんはちょっと遠慮することとなりました。
本題
で、DATASaberBridge2ndの中でも同様のコミュニティ活動が催されています。
私も、5分でVizを作る過程を見てもらったさいに、師匠(DATASaberではいわゆるコーチ・メンターのみなさんを師匠って呼ぶんですよ、イイね!)や同期からいただいたフィードバックの中からいただいたオホメポイント第一位がこちら。
でした。
自分はちょっと目に疾患を抱えていることと(緑内障と白内障)、軽い赤緑色盲がある(らしい、小学校の時に検査で判明)かつて知人に識字障害の方がいたことから、資料作成にはフォント調整と色指定には少しこだわりがあります。
エクセルやパワポは基本的にメイリオを使う人が多いと思いますし、洗練されたデザインと読みやすさで人気です。当然、メイリオ一択でも構わないと思います。
私も少し前までは書籍・サイト伝わるデザインを読んで、「えええっ?フォントにどんだけページ割いてんのよ?」って驚いた経験があります。
業務上、資料作成の目的は「理解してもらう」ことなんですが、スピード感を重視しだすと段々とデフォルトのフォントとサイズで「とりあえず作りました」になりがちですよね。
数字と文章を読み手の脳にスっと可能な限り入れやすくする「お客様の視点」を突き詰めると、「いかに読みやすく、見やすく、理解しやすいデザインの素粒子」としてフォントに拘るようにしています。
そんななか、こんなニュースが飛び込んできましたね。
モリサワ 「Google Fonts」へユニバーサルデザインに配慮した「BIZ UDフォント」を提供
恥ずかしながら、メイリオ一択で突き進んでいた当時の自分はこのUD、ユニバーサルデザインフォントの意味が分かっていませんでした。
(※そういうものがある、ということを知っていたレベル)
なんとなく気になって、調べてみたところ、こんな書籍に出会いました。
奇跡のフォント
「俺バカじゃなかったんだ」。書字障害の子どもが読めた「UDフォント」を開発した書体デザイナーが、試行錯誤と工夫を明かす。
いやはや、年に1冊選べて言われれば間違いなく推す一大ドキュメンタリーでした。
フォントを世に出すために人生を掛けた方がいらっしゃったことを恥ずかしながら全く知りませんでした。
これを読んで以降、特別な理由が無い限り、利用するアプリケーションのフォントはUDフォントを利用しています。
詳しくは書籍に譲りますが、」ビジネス向け教科書用など、いろいろなUDフォントがありますが、それはアウトプットの種類により適宜選択しています。
もちろん、各個人のこだわりは尊重したうえですが、DATASaberBridgeのコミュニティでも、Vizの出来栄えに少なからずこだわるフォントの選択についてお話しさせていただいた件でした。