はじめに
エンジニアは技術的観点はもちろん、ビジネス的な観点を持っていると仕事をする中でもより価値を発揮できるそうです。
ビジネス的観点でも成長するために、少し前まで技術的な方面でしか知識を蓄積していなかった自分がやったこと、やっていることを紹介させていただきます。
(まだの人:自分の会社の基礎情報を知る)
(自分も)会社のことを体系的には理解できていないなと感じたので、まずはスタートラインに立ちました。
社内のいたるところに散らばっていましたが自分は以下の情報を中心に集めました。
▼ 定性的指標: 会社/事業部/チーム単位でそれぞれ掲げているビジョンやミッション
▼ 定量的指標: 会社/事業部/チーム単位のそれぞれの売上げ/利益、そこから紐づく各種KPI
▼ そのほか : 各サービスの流れ/他職種の業務フロー/ビジネスモデル
会社の客観的な立ち位置を知る
= 自分の会社が注力している業界にはどのような企業がいてどのくらいの売り上げを出しているのか知る
使ったもの | ひとこと |
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日経業界地図 | 四季報を業界別にわかりやすくまとめてあり、掲載企業と自分の会社の売り上げを比べて大体の業界の中での位置を把握するのに利用しました。 |
注力している業界を知る
= ここ数年とこれからの業界の栄枯盛衰を把握する
使ったもの | ひとこと |
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業界動向サーチ | 日経業界地図は一部/直近しかわからなかったので補完するために利用しました。モチベのある人は一次情報集めるのが一番良いかと。 |
株マップ.com | (同上) |
収益方法を知る
= 自分の会社がどういう手段で持ってお金を稼いでいるのか、他の会社はどういう風に稼いでいるのか
使ったもの | ひとこと |
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ビジネスモデルナビゲーター | 世の中のビジネスモデルを55種類に分類して紹介している本です。各特徴を知ることで、自社のサービスに追加で組み込んだらどうなるか考えるなど、自社の事業と向き合う時間が増えました |
世の中を知る
= 日本や世界に今何が起こっていてどう相関しているのか
使ったもの | ひとこと |
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日経新聞 1 | ネットで朝刊/夕刊を見る場合は、紙と同じレイアウトで見ることのできるビューアー機能がおすすめです。自分はiPadにappを入れて見てます。 |
さいごに
あくまで一個人が模索している段階での範囲ですが、これらを実践した(している)ことによって、前よりも自分の会社や世の中のことがクリアに見えるようになりました。
技術方面の知識だけでなくビジネス方面にも強くなりたいと思っている方の参考になれば幸いです。
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社会人なら購読していて当然ではと言われるとぐうの音も出ませんが、、 ↩