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【UiPath】Orchestrator Enterprise Server構築(Azure)その1

Last updated at Posted at 2020-03-06

勉強がてらEnterprise ServerでOrchestrator構築してみました
手っ取り早い方法がAzureだったので、今回はAzureでの参考です
※Azureに関しては無料の対象(おおよそ1か月は)のはず。Orchestratorは60日間使える。

公式ガイドはこちら
https://orchestrator.uipath.com/lang-ja/docs

#準備するもの
1.Azureアカウント
2.Enterprise Serverライセンスキー

#全体の流れ
1.Azureアカウント登録
2.Enterprise Serverライセンスキー取得
3.UiPath OrchestratorのAzureデプロイ
4.UiPath Orchestratorのライセンス登録

#1.Azureアカウント登録
https://azure.microsoft.com/ja-jp/free/
image.png

②無料で試す。のページで情報登録
※登録が完了すると登録メールアドレスに完了通知が届きます
image.png

③Azureにログインする
image.png

#2.Enterprise Serverライセンスキー取得
①Enterprise Serverの「Try it」から情報を登録してメールを待つ
image.png

②登録完了メールが届いたらご利用コード(ライセンスキー)の記載があるのでこのコードを利用します
image.png

#3.UiPath OrchestratorのAzureデプロイ
参考マニュアル(基本的にはこちらを参照しながら進めてください)
https://www.uipath.com/hubfs/japan_kb/For_Sharing/stack-UiPath-on-Azure/Procedure-for-Azure-v1.1.pdf
https://docs.uipath.com/orchestrator/lang-ja/docs/the-azure-app-service-installation-script

①Azureのダッシュボードなどの画面で「UiPath」と検索すると、Marketplaceのカテゴリに「UiPath Robot」と「UiPath Orchestrator」が表示されます
②今回は「UiPath Orchestrator」をクリックします
※VMのUiPath Robotを構築したい場合には別途上記の「UiPath Robot」を選択して構築します
image.png
③Marketplaceの画面に遷移しますので、「作成」をクリックして進めます
image.png
④ここからはステップ毎の項目を埋めていきます
image.png

  • Orchestrator name:登録したい名称を入力
  • Orchestrator passphrase:任意のパスフレーズを入力
  • Orchestrator Versin:利用するバージョンを選択
  • Orchestrator size:登録するRobot数で選択(0-100はsmall,100-500はMedium,500-はLarge)
  • Number of Orchestrator instances. (10 max).:指定の数を入力(1-10までの数字)
  • サブスクリプション:対象の請求グループ
  • リソースグループ:新規作成(任意の名称で登録)
  • 場所:どこでも良いですがリソースが不足している地域を選んでしまうとSQL Serverのデプロイ時にエラー(Region Conflict)が発生し、地域再選択で再デプロイが必要になります

image.png

  • HAA設定:必要に応じてYesにしてください(今回はNo)

image.png

  • Orchestrator SQL server name:SQL serverの名称(任意の名称で登録)
  • Orchestrator SQL server admin login:SQL serverの管理者権限ID(任意のIDで登録)
  • Password:SQL serverの管理者権限パスワード(任意のパスワードで登録)
  • Confirm password:もう一度、パスワードを入力

image.png

  • 確認画面です

⑤利用規約等を確認して問題なければ、「作成」をクリック
⑥デプロイが開始され、完了するとAzure上の通知で完了が通知されます
image.png

⑦Orchestratorに接続します
AzureのApp Servicceを選択すると先ほどデプロイしたOrchestratorのWebアプリが表示れます
image.png
該当アプリをクリックすると詳細画面に遷移します
image.png
表示された詳細画面内のURLがOrchestratorの接続URLです
クリックしてOrchestratorに接続します

#4.UiPath Orchestratorのライセンス登録(Defaultテナント版)
①Orchestratorにログインします
初回ログイン時は以下でログインします(パスワード変更を求められます)

  • Username: admin
  • Password: 890iop

image.png

②ログイン後、メニューからライセンスをクリック(ライセンス登録画面へ遷移)
image.png
③オンラインアクティベーションをクリック
image.png
④ライセンスキーに事前に取得したご利用コード(ライセンスキー)を入力
※環境の設定は非運用環境を選択
image.png

ライセンス登録が完了すると紐付くStudioやRobotのライセンスが表示されます
image.png

#5.UiPath Orchestratorのライセンス登録(hostテナント版)
Orchestratorを複数テナントで利用する場合にはhostテナントへログインし、テナント登録を許可する必要があります。同時にhostテナント側でライセンス認証することで、ライセンスで包括しているロボットのライセンスをテナント毎に任意の数で割り当てすることが可能です。

①ログイン画面のテナントを変更し、hostへ変更します。
image.png
②ログイン後、左メニューの「テナント」をクリックし、画面右の「+」をクリックすると登録画面が表示されます。
image.png
③テナント登録画面に情報を入力し、プロビジョニングをクリック

  • テナント名:任意の名称を入力
  • ユーザー名:adminがデフォルト(変更不可)
  • 名前:表示名(任意)
  • 姓:表示姓(任意)
  • メールアドレス:ログイン用メールアドレス(任意)
  • パスワード:パスワード(ベリファイ)
    image.png
    ④テナント一覧画面に追加されます。
    ⑤hostテナントのライセンス登録を行います。
    ※4で記載したDefaultテナントの③以降を参照して登録してください。
    ⑥ライセンスが有効になったら、同画面の割り当てをクリック
    image.png
    ⑦ライセンスの割り当て画面にて割り当て対象のテナントを選択し、各ロボットの割り当て数を入力し、割り当てをクリック
    image.png

■その他
※ログイン画面でテナント登録を行えるようにするには、左メニューの「設定」>「アプリケーション」をクリックし、「テナントの登録を有効にする」へチェックを入れ、保存します。
※hostテナント内のその他機能は公式ドキュメント参照
image.png

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