はじめに
先日、GCP Professional Cloud Architectの認定試験を受験し、無事合格しました。自分が利用した学習コンテンツとその概要について、記載をしています。
受験目的
GCPを用いた分析基盤構築案件に携わることになり、GCPの各種サービスについて、業務上でのキャッチアップと並行して、体系的な知識の習得を行いたいと思い、受験することに決めました。
前提
- クラウドサービスに関しては、AWS側にて「AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト」の資格は取得、加えて業務での利用もあり、基本は習得済。
- データ関連サービスに関しては、AWS側にて「AWS 認定データアナリティクス 専門知識」の資格は取得、加えて関連書籍も数冊読んでおり、一般的な知識は習得済。
- GCPに関しては、受験の半年ほど前に利用開始。本資格取得前に「Professional Data Engineer」を取得。
利用した学習コンテンツ
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エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
- Google Cloudのアーキテクトの方々が書いた本です。
- 最近出版されたこともあり、内容が現状と乖離しているようなことがないので、安心して読むことができます。
- 実務でのアーキテクチャを考えるうえでも役立った内容も多く、実務に即した内容になっているように感じました。
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模擬試験
- GCPの認定試験は無料の模試があります。
- 前回のData Engineer受験時同様、学習前、学習後に2回受講しました。
- coursera
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Google Cloud 認定資格の取得準備:クラウドアーキテクト プロフェッショナル認定証
- Google公式のコースです。
- まさにこの資格の取得に向けた講義なので、本資格試験を受験する際は受講必須かと思います。
- 最後に模試もあります。
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Google Cloud Fundamentals: Core Infrastructure 日本語版
- こちらもGoogle公式のコースです。
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Google Cloud 認定資格の取得準備:クラウドアーキテクト プロフェッショナル認定証
受験を終えての感想
架空の企業に紐づくソリューション提案のケース問題もあるなど、かなり実務を意識した問題が多く、勉強になりました。
また、GCS(GCPのストレージサービス)のライフサイクル設定や、ゼロトラスト的なセキュリティ設定など、自分が関わったGCPの分析基盤構築案件の際に検討したような内容も出てきたので、復習になる部分も多く、受験して良かったなと思っています。
まだ触っていないサービスに関する知識は忘れないうちにプライベートで触る or 業務で触る機会を生み出していきたいなと思います。