はじめに
Ubuntu ServerのUSBメモリを使ったインストールメディアを作成する。
必要なのもの
- Ubuntu Server 18.04 LTS
- 16GB以上のUSBメモリ(できるだけ高速なもの) //1GBなので、十分すぎる
- クライアントマシン //MacBook Airを使用
手順
1. ダウンロード
1-1: ubuntu.comからUbuntu Serverのisoイメージのダウンロードします。イメージの種類は、『Ubuntu 18.04 LTS』使用します。
1-2:『Download Ubuntu Server』ボタンをクリックする。
1-3: Ubuntu Server 18.04 LTSの『Download』ボタンをクリックする。
1-4: ダウンロードが開始され、次のページにリダイレクトされる。
1-5: 『ubuntu-18.04-live-server-amd64.iso』がダウンロードされる。
2. OSインストールメディアの作成
重要: この作業は、書き込むディスクを間違えるとデータロストに繋がりますので慎重に作業してください。誤り避ける為、起動ディスク以外は接続をはずしてください。
クライアントマシンにダウンロードした『ubuntu-18.04-live-server-amd64.iso』ファイルをUSBメモリに書き込みします。ターミナル.aapを使って、次のコマンドを入力して作業を進めます。
- diskutil: ディスクの管理
- sudo: 管理者権限でコマンドを実行
- dd: isoイメージをそのままUSBに書き込み
カレントディレクトリは、Desktopし、『ubuntu-18.04-live-server-amd64.iso』ファイルもDesktopに移動します。
2-1: diskutilコマンドで現在のディスクの接続状況を確認する。
$ diskutil list
(例)ここでは、内蔵SSDが/dev/disk1でマウントされている。『THEBE_HD』と言う名前のボリュームがある。
2-2: USBメモリを接続して、diskutilコマンドで現在のディスクの接続状況を再確認する。
$ diskutil list
(例)ここでは、USBメモリが/dev/disk2でマウントされている。『Untitled』と言う名前のボリュームがある。
2-3: USBメモリをアンマウントする。
$ diskutil unmountDisk /dev/diskN #Nは数字
(例)ここでは、USBメモリを『diskutil unmountDisk /dev/disk2』でアンマウントされた。アイコンも消える。
2-4: ddコマンドでファイルをコピーする。完成したらイジェクトする。
$ sudo dd if=ubuntu-18.04-live-server-amd64.iso of=/dev/rdiskN bs=1m
# Nは数字
(例)ここでは、USBメモリを『sudo dd if=ubuntu-18.04-live-server-amd64.iso of=/dev/rdisk2 bs=1m』でファイルコピーした。ダイアログからイジェクトした。イメージもサイズもコピーしたサイズもまったく同じの845,152,256バイトなので、正しく作成できた。ちなみに/dev/diskと/dev/rdiskは同じディスクを指して、ランダムアクセスかシーケンシャルアクセスかの違いです。