0.Ghidraとは?
Ghidraは、米国家安全保障局(NSA)が公開しているリバースエンジニアリングツールです。
環境
- Windows11
- WSL2-Ubuntu22.04.2
1.Ghidraのインストール
まずJRE(Java Runtime Environment)とJDK(Java Development Kit)が入っているか確認してください。
$ java -version
$ javac -version
ない場合
$ sudo apt-get install openjdk-17-jre
$ sudo apt install openjdk-17-jdk
次にghidraをインストールします。
最新版はここから確認してください。ここではインストールガイドが充実しているver10.2.3をインストールします。
$ wget https://github.com/NationalSecurityAgency/ghidra/releases/download/Ghidra_10.2.3_build/ghidra_10.2.3_PUBLIC_20230208.zip
$ unzip ghidra_10.2.3_PUBLIC_20230208.zip
$ cd ghidra_10.2.3_PUBLIC/
$ ./ghidraRun
これで無事GUIが起動するはずです
3.ghidraRunが何も表示されないとき
自分も別端末でGhidraを入れようとしたときこのような状態になりました。
対処法
$ cd support/
$ ./ghidraDebug
これでエラーが出力されるはずです。自分の場合はopenjdkのバージョンが19で17が必要だ的なことが書かれていました。上記のコマンドでバージョン17をインストールした後以下のコマンドでバージョンを選択できます
$ sudo update-alternatives --config java
再度ghidraRunを実行してみてください。無事動くようになっているはずです