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Fortigateでルーティング

Last updated at Posted at 2023-05-17

fortigateを挟んでswitchからPCへpingが疎通が出来る構成にします。

環境

  • PC_Windows11
  • FortiGate60D v6.0.7
  • Catalyst3560

イメージ図

fortigate@ルーティングイメージ図.jpg

Catalyst設定

vlanを作成してipアドレスを設定。
今回はdmzにlanを接続するため、modeはtrunkにする。(Catalyst3560_123の設定)
セグメント跨いでの通信のため、スタティックルート、デフォルトルートの設定も忘れず。
accessモートでも通信可能。その場合は物理ポートにIPアドレスを設定。(Catalyst3560_456の設定)

Switch123#show running-config
Building configuration...
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
interface GigabitEthernet0/8
 switchport trunk encapsulation dot1q
 switchport trunk allowed vlan 30
 switchport mode trunk
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
interface Vlan30
 ip address 192.168.1.252 255.255.255.0
!
ip default-gateway 192.168.1.254
ip classless
ip route 172.16.30.0 255.255.255.0 192.168.1.254
ip route 192.168.1.0 255.255.255.0 192.168.1.254

fortigate設定

  • タイプを「ip範囲」に設定して各ノードのIPアドレスを設定。
    「サブネット」のタイプはセグメントを指定する時に用いる。
  • インターフェースは「any」
  • アドレスリスト表示にチェック
  • スタティックルートはチェックしない
fortigate@ルーティング追加1.PNG fortigate2(1).PNG

i/fに接続ノードのデフォルトゲートウェイとなるIPアドレスを設定。
vlanにIPアドレスをふったスイッチを接続するため、vlanのi/fを作成し、dmzに紐付けている。
※デフォルトからだと一つのハードウェアスイッチに物理ポートがまとめられているので、編集でi/fメンバーから物理ポートを切り離す。

  • タイプを「VLAN」
  • インターフェースは紐付けたいi/fを選択
  • VLAN ID、ip/ネットワークマスク入力
  • ロールはLANを選択。I/Fにロールを割り当てることで、GUI で設定できる項目が変わります。LANが一番設定出来る項目数が多い。
  • 管理アクセスはFortigate60Dにアクセスするプロトコルを制限。
fortigate@ルーティング追加2.PNG fortigate3.PNG

異なるセグメント間のポリシーを設定。

  • 入出力i/fは、物理か仮想i/fを指定。
  • 送信元/宛先は、アドレス欄で作成したものを指定する。
  • pingで疎通確認したいので、サービスのところでAll_ICMPを設定している。
  • NATはチェックを入れたままにして、「送信インターフェイスのアドレスを使用」を選択。
    この場合だと、fortiからPCに向かう通信の送信元がNAT変換されるので、PCにスタティックルートを設定する必要が無くなる。
  • FWログを確認したい場合は、編集からロギングオプションで「すべてのセッション」を選択。
fortigate@ルーティング追加3.PNG fortigate1(1).PNG

上から4つがスイッチからPCへpingしたときのFWログ。(この時設定したポリシー名と上のスクショにあるポリシー名だっけ変更してあるが同じ)
fortigate log.png

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