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(備忘録)UbuntuのCドライブからDドライブへお引越し

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概要

Cドライブがだいぶ圧迫されてきたので容量の大きいUbuntuを今まで使ってこなかったDドライブに引っ越します。とりあえずwslを普段使用するコマンドプロンプトで起動できるところまでできればいいなと思います。
こちらの記事を参考にしました。

環境

Windows11
Ubuntu20.0

Linuxディストリビューションの確認

まずPowerShellの起動し、wsl -l -vでLinuxディストリビューションを確認しました。
image.png
するとUbuntuの他にdockerの記述が!大学の授業で入れたのですが、後でこれもDに移動しなければならないかもしれないです。dockerのドライブの移動の記事もあったのでとりあえずほっといて先に進みます。

保存先へ移動

cd 保存先
mkdir wsl
cd wsl

で保存先にwslフォルダを作り、その中で作業を進めていきます。

Ubuntuを.tarファイルとしてエクスポート

wsl --export <Distribution Name> <FileName>

を実行してUbuntu環境を.tarファイル化しました。
たまーに授業でも.tarでファイルが渡されることがあるのですが、自分で作るのは初めてです。.tarは.zipの仲間で圧縮しているのかと思ってましたが、どうやらアーカイブだけなんですね~。

引っ越し元のUbuntuのWSLからの登録解除、アンインストール

もとの場所にある環境を以下のコマンドで完全に削除します。多分大事なファイルとかはないのでバックアップは取らないで大丈夫でしょう。

wsl --unregister <Distribution Name>

wsl -l -vしてdocker関連のファイルのみが残り、Ubuntuは消えていることを確認しました。
image.png

.tarファイルを復元する

以下のコマンドを実行して.tarファイルを復元します。

wsl --import <Distribution Name> <InstallLocation> <FileName>

もう一度wsl -l -vで確認するとUbuntuが存在していました。
image.png

ログインユーザの変更

Ubuntuを起動するとログインユーザがrootになっているので変更します。

cat << EOF > /etc/wsl.conf
[user]
default=user-name
EOF

をのuser-nameを登録してある名前(cd/home内のフォルダ名)に変更し、実行しました。
何度かUbuntuを起動しなおしたら一般ユーザでログインできていることが確認できました。最初はrootのままになっていて焦りました。

コマンドプロンプトでの起動

ここまで来たら起動するだけ!と思いきやwslを入力すると以下のエラーが

ファイル システムの 1 つをマウント中にエラーが発生しました。詳細については、「dmesg」を実行してくださ い。

一瞬焦りましたが、よく見返したところ規定に使うディストリビューションがdockerになっていることに気づきました。このメモ書いといてよかった…。以下のコマンドで規定のディストリビューションを変更したところwslの起動に成功しました!

wsl -s Ubuntu-20.04

以上でお引越し完了です!お疲れ様でした~。

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