LoginSignup
5
0

More than 5 years have passed since last update.

Alibaba Cloud RAMでサポート問い合わせのポリシーを作る

Posted at

はじめに

Alibaba Cloudの日本サイトではテクニカルサポートが回数制限なく利用できるのは魅力的なポイントの1つです。
デフォルトで用意されているRAMのポリシーセットでは、テクニカルサポートに問い合わせをするにはアドミン権限をつける必要があります。
しかし、実際の運用現場では、RAMのサブユーザにアドミン権限は与えたくないが、サポートの問い合わせは行ってほしいケースはよくあると思います。

本記事では、アドミン権限を付与することなく、テクニカルサポートを行う権限を付与する方法を紹介します。

そもそもRAMとは

RAMとはAlibaba Cloud上のユーザとそのアクセス権限を管理するサービスです。AWSでいうとIAMと似たようなサービスといえます。
RAMを利用することで1つのアカウントを複数人チームで利用することができるようになります。
また、Webサーバ運用チームはECSサービスだけ、DBサーバチームはRDSサービスだけ操作できるする、などのユーザやグループごとの操作できる権限を管理できるサービスです。

参考

カスタムポリシーの作成

まず、テクニカルサポートを行うことのできるポリシーを作成します。
RAMではJSONフォーマットでポリシーを作成することができます。

下記から作成画面にいくことができます。
スクリーンショット 2017-05-29 9.54.40.png

作成画面にて「空白テンプレート」を選択し、ポリシー内容に下記の内容を記述します。
これで準備は完了です。
スクリーンショット 2017-05-29 9.56.24.png

{
  "Version": "1",
  "Statement": [
    {
      "Action": "support:*",
      "Resource": "*",
      "Effect": "Allow"
    }
  ]
}

ポリシーの付与

上でポリシーの作成が完了したら、そのポリシーを適応したいユーザあるいはグループに付与するだけです。
わたしの場合は、権限は基本的にグループで管理しているので、対象のグループに対してポリシーを付与します。

スクリーンショット 2017-05-29 9.59.06.png
スクリーンショット 2017-05-29 9.59.14.png

5
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
0