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Photoshopで画像を加工してうまいこと当て込む方法

Last updated at Posted at 2022-04-11

知人に聞かれたので書きました。
もっといい方法があればぜひ教えてください!

そもそも、IllustratorとPhotoshopって何が違うの?

違うのはわかるけど、具体的に何が違うのかわからない。
結構色々な方が思っているのかもしれない、と思ったので一応前提です。作業ベースで私の印象を書きます。

「わかるよ!」という方はスルーでお願いします。
「違うよ!」と思った方は、教えてください……!!

Photoshop

画像や写真の編集ツールです。
写真の中に映り込んでしまった物や人を違和感なく消したり、別の写真から違和感のないようにコラージュしたりできます。

  • 写真加工が得意
  • 画像をくり抜く作業なども楽
  • 写真の色やコントラスト、明度の編集も得意

Illustrator

ロゴや、文字配置を素早く編集できるツールです。
写真そのものよりも、それらを何枚か並べる時や文字配置を編集することの方が得意です。

  • ロゴ作りが得意
  • 写真の加工はちょっと苦手
  • チラシは作りやすい

特徴を抜き出すならこんな感じだと思っています。
だから、というと違うかもしれませんが、Photoshopで1からイラストを描くのは邪道なんです。たぶん。

Photoshopで画像を加工してうまいこと当て込むには?

さて、お待ちかねです。

▶︎追加したい画像をトリミング
▶︎別の画像の上に載せて仕上げ

大枠、上記2項目で具体的にお伝えできればと思います。

追加したい画像をトリミング

今回は、マッチョフリー素材サイト様から、「キウイを運ぶマッチョ」の写真をお借りしました。

1.Photoshopで画像を開きます。

失敗が怖いので、ここで一旦レイヤーをコピーしましょう。
コピーしたいレイヤーの上へカーソルを合わせて右クリックすると、下の写真と同じような項目が表示されると思いますので、「レイヤーを複製」を選択してください。
(デフォルトでは「背景のコピー」という名前になりますので、任意で変更していただければ。)
スクリーンショット 2022-03-29 0.36.57.png

2.「被写体を選択」を使う

Photoshopの真髄、人物の選択です。
今回は「被写体を選択」と「多角形選択ツール」を使ってみます。
参考:被写体を選択」を使って補正対象にすばやく選択範囲を作成-Adobe

写真を開いた状態で上のメニューバーから、「選択範囲」>「被写体を選択」を選択します。
スクリーンショット 2022-03-29 0.55.42.png

きっとマッチョが素敵にくり抜かれているはず。
スクリーンショット 2022-03-29 0.58.06.png

3.多角形選択ツールで選択範囲を追加する

お気づきでしょうか。
キウイのカゴが選択されていません。
今回はこれを「多角形選択ツール」で選択していきます。

左側のメニューバーから「多角形選択ツール」を選択したら、画面左上の選択方法のアイコンが「選択範囲の追加」になっていることを確認します。
スクリーンショット 2022-03-29 1.09.54.png

あとはぽちぽちとクリックしながら、地道にカゴとキウイをなぞるだけです。
スタート地点に戻ると、選択カーソルの右上に「◯」がつきます。
「今、スタート地点にいるよ」という印なので、この印が出てきたら、一周したことになります。

※「一周したはずなのにスタート地点が見つからない!」という場合は、ダブルクリックで選択を完了させましょう。

腕の方の選択範囲と合体させるように選択できたら、次は選択範囲を広くとりすぎてしまった部分を削ります。
スクリーンショット 2022-03-29 1.16.11.png

4.多角形選択ツールで選択範囲を一部削除する

今度は3で選択しすぎてしまった部分を削ります。
上の写真だと、カゴと右腕の間の空間ですね。

左側のメニューバー「多角形選択ツール」が選択されたままになっていることを確認したら、画面左上の選択方法のアイコンを「選択範囲の一部削除」に変更します。
スクリーンショット 2022-03-29 1.20.26.png

ぽちぽち、地道にカゴと腕の間の境界線をなぞりましょう。
スクリーンショット 2022-03-29 1.23.37.png

トピック:選択方法の使い方それぞれ Photoshopの範囲選択では、いくつか選択方法があり、組み合わせて使うことでより思い通りに画像をくり抜くことができます(と、私は思っています)。

私自身は「クイック選択ツール」と「多角形選択ツール」を併用することが多いです。
クイック選択ツールでざっくりと形をとって、多角形選択ツールで細かい部分を自分の思い通りに編集する感じです。

マグネット選択ツールはその名の通り、人なら人、物なら物、ある程度コントラストの差か何かを検知してスタート地点から境界線をたどって選択してくれるツールです。これはこれで便利。

ペンタブのあるなしでも使いやすい選択ツールは変わってくると思いますので、環境に合わせた選択ツールを使っていただければと思います。

参考:ベテランほど知らずに損してるPhotoshopの新常識(9)なげなわツールから被写体選択まで、こんなにあったPhotoshopでの選択の自由

4.今、選択している範囲をコピー(⌘C/Ctrl+C)

保険を張っておきたい方は、新規レイヤーを作って選択範囲をバケツで着色しましょう。
スクリーンショット 2022-03-29 1.35.58.png
こうしておくと、もしコピーに失敗して選択ツールが解除されてしまった場合でも、再度「被写体を選択」することでカゴも含め一瞬で元通り選択できます。

別の画像の上に載せて仕上げ

5.コラしたい画像に被写体をペースト

Photoshopで下地になる画像を立ち上げ、先ほどコピーした選択範囲内の画像をペーストします。
位置と大きさを好みに調整して……完成です!(なんでこんなコラ画像にしたのかはわからないです……センスェ……)
スクリーンショット 2022-03-29 2.01.46.png

6.仕上げ

お好みで仕上げを。
アップにすると結構ガビガビなので、周りを消しゴムツールでやんわり消してあげると程よく誤魔化せます。
スクリーンショット 2022-03-29 2.04.15.png

今回使った消しゴムはこちら。
スクリーンショット 2022-03-29 2.05.45.png

細い消しゴムも使って、下記のようにやんわ〜り周りを消しました。
スクリーンショット 2022-03-29 2.08.13.png

完成!!!

gahag-0007706759.jpg

ゲームの世界にキウイを運ぶマッチョの画像ができました。(なんでこんな画像を……)
画質を合わせたり、もっと細かくくり抜くことでさらに滑らかな仕上がりになります。

以上、ぜひお試しください。

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