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Pythonの環境を0から整える(mac)(2018/10)

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Pythonの環境構築系統の記事は星の数ほどありますが、バージョンはどんどん新しくなりますし、その意味で記事を残すことに意味はあるのかなと。言うことで始めます。

短期的にちょっとPython触りたい人向け

Anacondaをインストールします。spyderを立ち上げます。するとコードが書けます。
https://www.anaconda.com/
anacondaはインストーラーがあるので、それを使えば特に難しいこともなくできると思います。
spyderのコンソールですぐに実行もできるので楽ちん。

他の環境もあったり、そこそこ長くプログラムを書くつもりの人。

homebrewとvenv(python標準)で管理するのが良いと思われます。理由は以下

  • Anacondaは環境を荒らす(アンインストールが結構面倒臭い、Pathにも追記されます)
  • venvはPython標準に組み込まれているので、(多分)外部の環境分離ツールよりもサポートされる
  • venvがあるとパッケージとかバカスカ足しても、リセット再構築が楽。

人によってはvenvすらいらないと言うかもしれませんが、なんかvenvなしだとpip周りのアップデートなどで失敗したので(pythonが切り替わってない?でもPath通すのも面倒…)venv入れちゃってもいいかなぁと思ってます。

homebrewのインストール

まずはXcodeをダウンロードします。
そしたらターミナルで以下のコマンドを試してみましょう。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

(from homebrew公式サイトhttps://brew.sh/index_ja.html)

もしもこれでだめだった場合は
Xcodeコマンドラインツールをダウンロードします。

xcode-select --install

を叩くか、

http://docwiki.embarcadero.com/RADStudio/Berlin/ja/Mac_%E3%81%A7%E3%81%AE_Xcode_%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%89_%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3_%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
こちらに書かれてる手順の通り進めれば良いです。コマンドラインツールがダウンロードできたら、再びhomebrewのインストールコマンドを叩きましょう。

python3のインストール

brew install python3

と叩けばおしまいです。

Pycharmのダウンロード(任意)

個人的にはやはりこれが一番使いやすいので。
https://www.jetbrains.com/pycharm/
こちらからダウンロードできます。community editionなら無償で使えます。

venvの作成(任意だけど推奨?)

Pycharmをダウンロードした方は、PycharmProjectsフォルダにvenvを作ると楽です。
その場合は、

cd PycharmProjects
python3 -m venv venv

とするとvenvが作れます。

source venv/bin/activate

と叩くと、仮想環境がアクティベートできて、この状態で

which python

とすると、venv内のpythonが呼び出されているのが確認できます。

もろもろの細かいこと

venvを起動したら、pipくらいは何はともかくupgradeしておきましょう。

pip install --upgrade pip

と叩いておけばオッケーです。

一応ですが、もしパッケージを追加したい場合はpipコマンドをググってください(超初心者向けの説明)

あと、Pycharmを導入した方はPreferences→Project Interpreterとたどって、Pycharmがvenvを使う設定になっているかを確認しておきましょう。もしなってなかった場合はaddから追加できます。

おわりに

venvが標準で入ったり、homebrewのpythonでインストールできるのが2→3→2と変わったり時代の流れは早いので、この記事もすでに古いかもしれません。悪しからず。

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