はじめに
Chromium版のEdgeにはIEモードというものがあります。これはEdgeでリクエストしているけど、サイトによってはIEで開くよ、というものらしいです。互換モード(IEっぽく動作している)というより、実際にIEで開くよう自動切り分けしてくれるらしいです。(タスクマネージャーで見てもIEのプロセスが起動している)
(設定方法はこちら
で、設定はXMLで書く(GUIから設定値が保管される)のですが、<compat-mode>
意味が分からなかったので、試した結果を書き留めておきます。
まとめ
-
<compat-mode>
にIE11
を指定するとIE11で表示 -
<compat-mode>
にDefault
を指定するとIE11の互換モードで表示
設定方法
IE11で開く場合
compat-modeにIE11
を指定します。
<site url="hostname">
<compat-mode>IE11</compat-mode>
<open-in>IE11</open-in>
</site>
リクエストヘッダーのUser-Agentの値はMozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; rv:11.0) like Gecko
になりました。
IE11の互換モードで開く場合
compat-modeにDefault
を指定します。
<site url="hostname">
<compat-mode>Default</compat-mode>
<open-in>IE11</open-in>
</site>
こちらは、リクエストヘッダーのUser-Agentの値はMozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 10.0; WOW64; Trident/7.0; .NET4.0C; .NET4.0E)
になりました。
終わり
えーと、終わりです。これ以外にも設定値はあるみたいですが試していません。