読んで気になった
こちらの記事について
終わらない仕事に終止符を!イーロンマスクも実践している「時間管理」の秘訣
1つ目は、必要以上に余裕のある期限を設定しないことです。適度にタイトな締め切りは生産性を高めますが、時間に余裕がありすぎると必要なストレスが不足して効率が下がるそう。
2つ目は、タスクを単独の作業として捉えるのではなく、より大きな目的の一部として位置づけることです。不必要な作業をどんどん省き、本質的な部分に集中することが大切です。
前提となる考え方
限りある時間の使い方
こちらは仕事ではなくプライベートに対する考え方だが、仕事にも考え方が適用できる
やりたいこと+やらないといけないことを、全部終わらせる時間はない
何かを諦める必要がある
(または仕事なら残業をする必要がある)
パーキンソンの法則
パーキンソンの法則とは、「人は利用可能な資源をあるだけ使ってしまう」という人間の性質を表現した法則のこと。
あるタスクに与えられた時間が長ければ長いほど、それを終えるのにより長い時間が必要になる
タスクの先延ばしや生産性低下を防ぐ方法。やるべきはたった1つ
与えられた時間をすべて使おうとしてかえって仕事や作業をややこしくする
時間があり過ぎると、やる気が出るだけのストレスが足りない
会議もタスクも会話も、確かに◯時までにここを出ないといけない!となると、無理矢理にでも終わらせようとして、優先度の高い部分だけやる
ここにパレートの法則である、
「全体の成果の80%は全タスクのうち20%の重要なタスクによって生み出される」を当てはめて考えると、
何かにかかる時間の最後の方の時間(または無駄に選択肢を増やして悩む時間)は重要でない時間なので、無くてもなんとかなる
すなわち無限に時間があれば全部ちゃんと時間をかけてやればいいが、
「一定時間内にやる事が沢山ある」の全体最適を考える場合には、
途中で切り上げて次に行く、というのも合理的(これが↓タイムボックスの考え方)
ただ、切り捨てるべき時間に実際には価値が出たり、完璧にしたいという自己満足などもあり、当てはまらないシチュエーションも多く思い当たる
タイムボックス、ポモドーロテクニック
ポモドーロ・テクニックとは、仕事や勉強のタスクを25分ごとに分割して、5分間の休憩をはさみながらきっちり決められた時間でタスクを実施していくという時間管理のテクニックです。
特定のタスクやプロジェクトに対して、あらかじめ決められた時間枠を設けるやり方。
しかし、実際にやってみるとわかるが、30分とか1時間の枠できっちり作業を終わらせて、次の物事に頭を切り替えて取り組み始めるというのは不可能
頭を使わない単純作業か、
よほど強い意志または外部制約(仕事での会議など)があれば別
空き時間の活用
勉強する時間がない…それホント?今日からできる「24時間をムダにしないスキマ勉強法」
この記事に限らず隙間時間を活用しろというのは良く聞く話だが、確かに隙間時間というのは大体時間が区切られている(休憩時間や電車乗車時間など)
だから自動的に「タイムボックス」になり、優先度をつけて取り組むから上手く行くのではないかと思う
マニャーナの法則とエメットの法則
マニャーナ
「明日やる」を原則とする。1日に発生する仕事を集めて、必ず次の日にやる。
衝動的に優先順位を崩さない。
理由1:すぐに反応せず「一度考えるだけの時間」を確保する(無駄な仕事になることがある)
理由2:冷静に翌日まとめてリストアップすることで、優先順位を見極めやすくなる
エメット
仕事を先延ばしにすると、そのタスクにかかる以上の時間とエネルギーが必要になる
- 対策1:面倒なことほど先にやる(やりたい理由を見つけ、義務感を減らす)
- 対策2:完璧より完了を目指す(目標を小さくする)
これらの法則は相反している気がするが、論点が異なる
経験上、仕事でもプライベートでも、先延ばしにした方が良い場合とそうでない場合のどちらの状況もあるので何とも言えない
加えて、状況だけでなく、受け手(自分)のコンディションにも依るところもあると思うので、私はこれらの法則を気にしていない
結果思ったこと
1つ目について
1つ目は、必要以上に余裕のある期限を設定しないことです。、時間に余裕がありすぎると必要なストレスが不足して効率が下がるそう。
賛成だが、時間できっちり区切るのは実際難しい
自分の取る方法としては、外部イベントを設定する
例:
- このタスクは次の会議/今日の定時までに進められる分で提出しよう
- 外的な時間の区切りを利用する
- 15時になったらカフェで作業をしよう
- 環境を移動して区切りを自ら作る
- 仕事の場合は外部環境を変えるのが難しいのでプライベートでの方法
別のイベントになったら別のタスクをしよう、と「区切る」ことだけを意識する
それを守れない時は、
- そこまで他の物事の優先度が自分の中で高くなかった
- タスクの完成度に価値を見出した
として、割り切る
2つ目について
2つ目は、タスクを単独の作業として捉えるのではなく、より大きな目的の一部として位置づけることです。
タイムボックスの考え方の背景として、
- Slackやメールでメンションや通知が飛んでくるとついつい作業中断して見に行ってしまう
- 調べ物をしている時に、関連記事などを読み耽ってしまう
等、タスク外での時間浪費を抑止する面が大きいと思うので、
自分の中で「時間が決まっているから逸れないでおこう」という意識がはっきりしていれば良いと思う
(タスクに集中している時は時間を意識しないので、逸れそうになった時に思い出す意識として)
よって
- いかに「仕事の全体量 VS 自分の持てる時間」を見ることができるか
- 必要な時に割り切れるか(タスクの品質を落とすか残業するか)
が大事
仕事の「最低限のこと」以上のタスクは、プライベートの時間と残業時間のトレードオフになる
そのタスクにどれだけこだわりがあるか、また、仕事そのものにどれだけ優先度があるか、によって変わる
人によるし、その人の考え方も時期やコンディションによって変わるだろうし
できるだけ時間側を守りたい時に使える方法として「タイムボックス」的なやり方があるという話
また、「絶対終わらない量の仕事」を日々受けていて残業をせざるを得ない人には当てはまらない話ではある
以上、
終わらない仕事に終止符を!イーロンマスクも実践している「時間管理」の秘訣
について自分なりの解釈でした!