ソリューションアーキテクト - アソシエイトレベル概要
- AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
- AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトレベル試験要覧
- アマゾンウェブサービス – AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトレベルサンプル試験
AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトレベル試験要覧
AWS 認定 ソリューションアーキテクト– アソシエイトレベル 試験は、受験者の以下の能力を認定するものです。
- 要件を理解し、AWS アーキテクチャーのベストプラクティスを用いて構築するソリューションを定義することができる。
- アーキテクチャーのベストプラクティスを、開発者およびシステム管理者に対してプロジェクトのライフサイクルを通じ
て助言できる。
求められるAWSの知識は以下のように記述されています。
AWS の知識
- AWS のコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ、データベースサービスの実践的な使用経験
- 大規模分散システム設計に関する専門的な経験
- システムの伸縮自在性およびスケーラビリティの概念に対する理解
- AWS に関連するネットワーク技術の理解
- AWS が提供するセキュリティ機能およびツール全般と、従来型サービスとの連携に関する高度な理解
- AWS (AWS SDK、AWS API、コマンドラインインターフェイス、AWS CloudFormation)の操作方法に関する深い理解
- AWS のデプロイおよび管理サービスに関する実践経験
さらにIT全般の知識が求められるようです
IT 全般の知識
- ウェブサーバー(Apache、nginx、IIS)、キャッシング、アプリケーションサーバー、ロードバランサーなど、一般的な
多層アーキテクチャーに関する高度な理解 - RDBMS(MySQL、Oracle、SQL Server)、NoSQL
- メッセージキューおよびエンタープライズサービスバス(ESB)に関する知識
- 疎結合およびステートレスシステムに関する知識
- 配信システムにおける各種整合性モデルについての理解
- Contents Delivery Network に関する経験、およびパフォーマンスコンセプトの理解
- ルートテーブル、アクセスコントロールリスト、ファイアウォール、NAT、HTTP、DNS、IP、OSI 参照モデルに関するネットワーク知識および経験
- RESTful ウェブサービス、XML、JSON に関する知識
- ソフトウェア開発ライフサイクルに関する理解
- 公開キー暗号化、SSH、アクセス認証情報、X.509 証明書など、情報およびアプリケーションセキュリティに関する経験
勉強方法
試験要覧には、以下の様な勉強方法が提示されています。
- AWS 実践入門1、および AWS 実践入門2(各 1 日間のクラスルームトレーニング)
- Architecting with AWS(3 日間のクラスルームトレーニング)(http://aws.amazon.com/jp/training/course-descriptions/architect/)
- 最低 1 つのプログラミング言語に関する詳細な知識またはトレーニング経験
- AWS ホワイトペーパー(http://aws.amazon.com/jp/whitepapers/) :
- セキュリティプロセスの概要
- AWS クラウド のストレージオプション
- 障害復旧を目的とした Amazon Web Services の使用
- アマゾン ウェブ サービスの概要
- リスクとコンプライアンスホワイトペーパー
- クラウドコンピューティングのアーキテクチャ:ベストプラクティス
- オンプレミスと AWS を組み合わせたハイブリッド環境の構築経験
- http://aws.amazon.com/jp/architecture/ ウェブサイトの活用
- AWS ドキュメント(http://aws.amazon.com/jp/documentation/)
評価対象となる分野と全体に占める割合が公開されています
分野 | 試験に占める割合 |
---|---|
1.0 高可用性、コスト効率、対障害性、スケーラブルなシステムの設計 | 60% |
2.0 実装/デプロイ | 10% |
3.0 データセキュリティ | 20% |
4.0 トラブルシューティング | 10% |
参考資料
私は、AWS クラウドサービス活用資料集 | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)の資料を見て勉強しました。
以下に、確認しておいたほうが良い資料をまとめます。
EC2/EBS
AWSのコアとなるサービスです。しっかりと抑えておきましょう。
- AWS Black Belt Techシリーズ Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)
- [AWSマイスターシリーズ] リザーブドインスタンス&スポットインスタンス
- [AWSマイスターシリーズ] Instance Store & Elastic Block Store
- [AWSマイスターシリーズ] Elastic Block Store(EBS)
AutoScale/CloudWatch
こちらもしっかりと抑えておきたい項目です。
VPC
VPCの問題は結構出る印象です。しっかりと抑えておきたいところです。
- Amazon VPCトレーニング-VPCの説明
- AWS Black Belt Techシリーズ Amazon VPC
- Amazon Virtual Private Cloud (VPC) by Default
S3/Glacier
用途と、権限を抑えておきたいところです。
- AWS Black Belt Techシリーズ Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)
- AWSマイスターシリーズReloaded -Amazon Glacier-
- Amazon Glacierのご紹介(機能編)
ELB
しっかりと抑えておきたいところです。
IAM
CloudFront
RDS
抑えておいたほうがよいです
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon CloudFront / Amazon Elastic Transcoderによるコンテンツ配信
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon ElastiCache
- Amazon ElastiCache fro Redis Q&A
- [AWSマイスターシリーズ]Amazon Simple Workflow Service (SWF)
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon Simple Email Service
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon SQS / SNS
セキュリティ
- AWS セキュリティとコンプライアンス
- AWSにおけるマイクロソフトプラットフォームセキュリティ
- 「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」に対する AWSの対応状況リスト | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- セキュリティプロセスの概要
- 「金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準」に対するAWSの対応状況リスト
- AWS セキュリティセンター | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- セキュリティリソース - AWS セキュリティセンター | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- 脆弱性レポート - AWS セキュリティセンター (AWS Security Center) | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- 侵入テスト - AWS セキュリティセンター (AWS Security Center) | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- 不審な E メールの報告| アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
余裕があれば目を通しておくと良いかと思います。
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon Route53
- [AWSマイスターシリーズ] AWS CloudFormation
- AWS Black Belt Techシリーズ Amazon DynamoDB
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon Redshift
- [AWSマイスターシリーズ] Amazon Elastic MapReduce (EMR)
- ビッグデータサービス群のおさらい & AWS Data Pipeline
- Amazon elastictranscoderのご紹介
- [AWSマイスターシリーズ]AWS Storage Gateway
事例
AWSのソリューションの組み合わせでの問題は必ず出ます。
- エンターテイメント業界におけるAWS活用事例
- AWSクラウドでのCDN活用-動画配信編-
- メディア界隈で活用されるAWS
- AWSで実現するバックアップとディザスタリカバリ
- WebサービスStartUP向け AWSスケーラブルな構成例
- ゲームプラットフォーム on AWS
目を通しておいたほうが良いリンク
- AWS の製品とサービス(Products) | アマゾン ウェブ サービス(AWS 日本語)
- AWS認定ソリューションアーキテクト- アソシエイトレベル 勉強記(1) - Qiita
- AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト レベル試験に合格する方法 | Developers.IO
まとめ
普段から使っていても、結構わからない問題が出ます。上記のドキュメントを読むことでいろいろと勉強になりました。
特にブラックベルトシリーズは読んでて面白かったです。(私が勉強した時はマイスターシリーズしかなかったですが)
あと、アマゾンウェブサービス – AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトレベルサンプル試験に目を通しておくといいことがあるかも。