こんにちは、モロ(@moro_is)です。
GitHubでつよつよエンジニアのプロフィールなんかを見ていると、一番上に USERNAME/README.md
という枠が表示され、何やらオシャレなグラフやらアイコンやらが並んでいるのを稀に見かけます。
今の今まで全く知らなかったのですが、ユーザー名と同じパブリックリポジトリを作って、ルートにREADME.md
を置いておくとプロフィールページにも表示されるそうです。
わかります。
プロフィールだけ真似しても本当のつよつよエンジニアにはなれません。
でも形から入ることも大切だと思うんです。モチベーションとかそういうやつです。
作りましょう、つよつよGitHubプロフィールを。
テキスト部分
もっとも多く見かけたのは、
- 挨拶
- リスト形式でのプロフィールの補足や近況
のみのシンプルなものです。
ちょうど上記URLでもスクリーンショットの載っているオクトキャット氏のプロフィールの感じです。
そもそもプロフィールページに+αで表示されるものなので、名前等の基本情報は書かなくてもサイドバーに表示されているんですね。
補足の内容については、個人的な趣味を掘り下げるものであったり、好きな技術への想い、エンジニア哲学等を綴るものが多く見られました。
主観ですが、絵文字が多いとポップでいい感じです。
その他の要素
上記以外では、
- 得意な技術スタック
- OSS活動での実績
- 自作プロダクトの紹介
- GitHub Sponsorへのリンクやスポンサーのアイコン
- Connect with me
- 各SNSのリンクや連絡先メールアドレス
等を掲載しているパターンが多く見られました。
また、ごくごく少数ですが、一言謎のスラングだけ書かれたものもありました。
asl?
とだけ書かれていて何だろうかと調べたら「Age? Sex? Location?」を省略した古いネットスラングだそうです。
日本語でいうところの「きみ可愛いね? どこ住み? てかLINEやってる?」みたいなことでしょうか(全然違うかも知れない)。
こういうのもギークっぽくていいですね。
ウィジェット(カード?)
もっとも目を引くウィジェット(という呼び方が適切かはわかりませんが)ですが、これらの多くもOSSで公開されているようです。
GitHub Readme Stats
中でも圧倒的に多かったのがこちらのウィジェット。
READMEにあるように、パラメータでユーザーIDを渡すだけでグラフィカルな画像を出力してくれます。
さらに、パラメータを指定して色を変えたり表示する内容を絞ったり、ダークモードの対応までできるようです。
ただ、見ての通りGitHub上での実績を可視化するものなので、私程度だとよわよわが強調されてつらいものがありました。
Github Profilinator
こちらはもはや全部盛り、READMEジェネレーターみたいなウィジェット(多分個別でも使える)。
下記がジェネレーターで、装いもちょっとモダンです。
Shields.io
こちらはむしろリポジトリのREADMEでよく見かける気がするのですが、コントリビューションの数やスポンサーの数を表示できるウィジェット。
プロフィールで使用している方も多いようでした。
さいごに
なお、上記のデータはGitHubでフォロワーの多いつよつよエンジニア300人ほどのプロフィールをPythonで集計などはできようはずもなく、残念ながら目視でポチポチ確認しました。
重ねて残念なことに、プロフィールのREADME.md
を設定している人はせいぜい2−3割弱程度、つよつよエンジニアたちのほとんどは設定していないという見方もできそうです。
しこたま草を生やす、それだけがつよつよGitHubプロフィールの作り方と言えるかも知れません。
頑張ります。
終わり。