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Ghostscript と GSview のインストール

Last updated at Posted at 2022-02-24

研究室で必須のソフトウェアの導入

Ghostscript と GSview のインストール

ご存じの通り,弊研究室ではTexに読み込む画像ファイルとして
EPS ファイル(Encapsulated PostScriptの略,端的に言えば高品質の画像ファイル)
を採用しています.EPS ファイルの画像を見るために,
フリーソフトの Ghostscript と GSview のインストールを必要とするのですが,
日本語のサポートや丁寧なインストール指南書が存在せず,
個人のPCに導入することは困難でした.そこで,GSview と Ghostscript のインストールに
関して以下の文章で丁寧に解説することを試みました.お役に立てば幸いです.

手始めに,お使いのPCのbit数を確認してください
bit数は画面のスタートボタンの隣にある検索バーに
"PC情報"と入力し,出てきたアイコンを選択してください.
一度で確認画面まで飛べますので,システムの情報という項目で確認を.

Windows 64bit userを想定して解説します
具体性のある解説をすべく,64bit userに限定していますが,Macも一緒です.
32bit userは文章中の64を32に置き換えて,インストールをお願いします.

1.Ghostscriptのインストール

Ghostsciript のインストールファイル gs952w64.exe をダウンロードしてください.
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きましょう.
すると,実行を許可するかのウインドウが出るので,許可を選択
続いて表示される英語の小型タブも Next → I agree を選択
新しくフォルダを作成する場所を尋ねられます.
ここで,インストール先をC:\gs\gs9.52としてください.
インストール先を設定後,自動でインストールが開始されますので,
終われば Exit でタブを閉じましょう.

2.Ghostscript の環境変数を設定

次に Ghostscript の動作上,重要な環境変数を設定します.
まず,画面スタートボタン脇の検索バーに環境変数の編集と打ち込みましょう.
出てきたアイコンをクリックしてください.設定画面のウインドウが出現しますので,
ユーザーの環境変数のセクションに表示されている新規(N)を押してください.
押すと新規作成の画面が出現し,変数名と変数値を要求されます.
ここからが肝です.2つ設定しますので以下↓のように入力してください.
PATH1 を設定後,再び新規を押して PATH2 を設定してください.

変数名 変数値
PATH1 C:\gs\gs9.52\bin
PATH2 C:\gs\gs9.52\lib

成功すれば作成した環境変数が,下の画像内の赤枠のように表示されるはずです.
画像内では\が¥になっていますが,同じ意味ですので気にしないでください.
画像2.png
後はウインドウ下部の適用ボタンを押し,設定を反映させます.

2.GSviewをPCのビット数と揃えてインストール
続いて,GSviewのインストールファイル gsv50w64.exe をダウンロードしましょう.
同様にダブルクリックして実行すると,やはり許可を求められるので許可を選択.
英語の画面が表示されますので Setup をクリック.
言語選択の画面ではご自身が読める言語を.Japanease は選択肢にありません.
表示されるウインドウで Next を選択し続けます.
途中のチェックボックスやインストール先の選択ウインドウもいじらなくていいです.
Finish ボタンが最後に表示されますので,クリックします.
Install was successful とのメッセージが表示されれば成功です.
失敗した場合,Install failed と表示されます.
アプリ一覧から gsview5.0 を選択し,アンインストールしてから再挑戦しましょう.

お疲れさまでした.
執筆にあたり以下のサイトを参考させていただきました.感謝申し上げます.

LaTexを書いていたeps画像がPDFファイルに出力されない問題を解決

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