先日、【第17回】potatotips(iOS/Android開発Tips共有会)に参加して発表したTouchVisualizerの使い方の紹介をします(発表資料などはこちらにまとめています。)。
使い方
TouchVisualizerは画面のタッチを可視化するシンプルなライブラリです。CocoaPodsやCarthageで簡単にプロジェクトに導入することができます。ファイルを直接プロジェクトにコピーして実行することもできます。
利用を開始したいファイルで import TouchVisualizer
と書いてインポートして、
TouchVisualizer.start()
と書くだけで開始できます。AppDelegate.swift
などに書くと良いと思います。タッチ部分の画像を変更したり、タッチの範囲を表示したいときにはconfigファイルに設定を指定すれば簡単に見た目を変えることができます。例えば、
var config = TouchVisualizerConfig()
config.showsTimer = true
config.showsTouchRadius = true
config.showsLog = true
config.image = UIImage(named: "robot")?
TouchVisualizer.start(config)
これで、DEMOで紹介するようにタッチ部分をロボットにして、タッチの範囲を表示してタイマーを出すことができます(DEMOではタイマーを出していません)。XCodeにログを出すこともできます。
それ以外に stop
以外のメソッドはありません。簡単に使えることを意識しています。TouchVisualizerをクローンすると、Exampleプロジェクトがあるので、まずはそちらを動かして挙動を確認すると良いと思います。
DEMO
簡単に使えるプレゼンテーション用ライブラリ
YOSEMITEとiOS8の登場により、アプリの動画を簡単に撮ることができるようになりました。ただ、動画を撮ってもタッチが表示されないとちょっと寂しい感じになってしまいます。このライブラリは以下の課題を解決しています。
- 画面タッチを表示するのは一見簡単に思えるけど実際やってみると意外と面倒(だからやらない)。
- ほとんど使わないけどたまに欲しい。
TouchVisualizerがあれば、1行のコードでこの問題が解決できます。簡単に使えるライブラリがなかったので、作ってみました!
GithubのTrending repositoriesで1位に!
発表後Githubの Trending repositories Swift todayの世界ランク1位になりました!
まだまだ発展途上
まだまだ発展途上すぎるライブラリです。コードには突っ込みどころがたくさんあります。恥ずかしいけど公開してます。
Fork me!という感じです。よろしくお願いします!