Amazon Lightsail（LAMP） + PhpStorm を使った開発のススメ

WEBサービスを公開する場合、Docker、EC2を準備して開発を進めることが多いが課題やミニマムサービスの場合、AWSのVPS（Lightsail） + PhpStormを使うとサクッとLAMP環境が構築でき最適解と感じた。

Amazon Lightsail（LAMP）インスタンス作成

所要時間：１分

コンソール画面よりLightsailを選択
インスタンスの作成をクリック
プラットフォームの選択 → Linux/Unix を選択
設計図の選択 → LAMP(PHP7) を選択
オプション
1. SSH キーペアの変更 → 新規作成し新しいキーペアを作成
インスタンスプランの選択 → 1GB/1CPU プランを選択 ※ 512MB/1CPU だと稀にメモリエラーになる。
インスタンスの作成をクリック
作成後、接続IPアドレスが表示される。

静的IPアドレス

所要時間：30秒

今のままだとIPアドレスが変わるため、静的IPアドレスと紐付けを行う

コンソール画面 → ネットワーク → パブリック IP → 静的IPのアタッチをクリックで紐付け完了

サーバー確認

所要時間：２分

作業開始にあたり一通り設定ファイルのパス、コマンドを確認

SSH

$ ssh bitnami@xxx.xxx.xxx.xxx -i ~/.ssh/xxx.pem

アプリパス ※ phpMyadminなどのログインパスワード

$ cat bitnami_application_password

公開サーバー

/home/bitnami/htdocs

設定ファイル

必要に応じて設定を変更

php.ini

$ sudo vi /opt/bitnami/php/etc/php.ini

my.cnf

$ sudo vi /opt/bitnami/mysql/conf/my.cnf

サービス再起動

設定変更を行った場合再起動を行う
Lightsail（LAMP）はctlscript.sh を使って再起動を行う

$ sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache
Restarted apache
$ sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart php-fpm
Restarted php-fpm
$ sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart mysql
Restarted mysql

PhpStormと連携

所要時間：2分

言わずとも知れた有名IDE

PhpStormのデプロイ機能を使い、LightsailにPhpStormからアップロード及びダウンロードをできるようにする。

Tools → Deployment → Cofiguration を選択
connectionタブを選択
1. Type → SFTP、Host → 接続IPアドレス、User name → bitnami、Authentication → Key pair、Private key path → 作成したキーペア（xxx.pem）、Root path → /home/bitnami
Mappingタブを選択
1. Local path → エディタルート
2. Deployment path → htdocs
Tools → DeploymentからUpload、Downloadが可能、Automatic Uploadにチェックするとファイル変更すると自動でアップロードを行って便利

phpMyAdmin確認

所要時間：1分

phpMyAdminの接続はポートフォワーディングを使う

$ ssh -N -L 8888:127.0.0.1:80 -i ~/.ssh/xxx.pem bitnami@xxx.xxx.xxx.xxx

ブラウザ確認
http://127.0.0.1:8888/phpmyadmin/

パスワードは $ cat bitnami_application_password の値を使う。

大体、5〜7分でLAMP環境の公開サーバーとデプロイ環境を準備することができた。
突発的な課題、サービス提供に利用してみてはいかがだろう？

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