リモートリポジトリ(GitHub)へのPush方法
前回紹介した基本的なコマンドにより、自らのプロジェクトにローカルリポジトリを作成し、作業内容をcommitできるようになりました。
今回は、GitHubにてリモートリポジトリを作成し、
ローカルリポジトリでのプロジェクト内容をアップロード、Pushする方法を紹介します!
プロジェクトをアップロードしたい場合、次の3つのステップで順に実行します!
1. GutHubにて新しいリモートリポジトリを作成
最初に、GitHubの画面で右上のユーザーアイコンをクリックし、"Your repositories"を選択します。
(注意:アカウント登録をしていない場合は登録しましょう。)
そして、画面右上の "New" ボタンをクリックして新しいリポジトリを作成します。
新しいリポジトリの名前、説明、公開設定などを入力し、リポジトリを作成します。
作成が完了すると、以下のようなリポジトリのURLが表示されますので、それをコピーしておきましょう。
https://github.com/<user名>/<リポジトリ名>.git
2. リモートリポジトリ(GitHub)を新規追加
先ほどコピーしたURLを用い、ローカルリポジトリにリモートリポジトリを登録します!
以下のコマンドにより、"origin"というショートカット名でリモートリポジトリを登録します。
git remote add origin https://github.com/<user名>/<リポジトリ名>.git
これにより、今後"origin"を用い、ローカルリポジトリからリモートリポジトリに情報をpushしたり、pullできるようになります。
3. リモートリポジトリ(GitHub)へ送信する
最後に、以下のコマンドにてローカルの変更をリモートリポジトリにPushします。
git push <リモート名><ブランチ名>
git push origin main
・ブランチ:プロジェクト内で異なる作業用のコピーを作成する仕組み。新機能の開発やバグ修正など、複数のタスクを同時に進行でき、それぞれの変更を分離して管理できます。
このコマンドは、ローカルリポジトリとリモートリポジトリでのブランチ名が一致していない場合はエラーが発生します。
もしエラーが出てしまった場合、以下のコマンドにて、現在のブランチ状況を確認してください。
git branch
現在のブランチ名が"master"などに設定されている場合、以下のコマンドによってメインブランチ名を"master"から"main"へと変更した後、改めてpushしてください。
// 現在位置するブランチ名を変更する
git branch -m main
おまけ. Pushコマンドの省略方法
以下のコマンドを使用することで、次回からPushするときに、"origin main"を省略できるようになります。
git push -u <リモート名><ブランチ名>
git push -u origin main
まとめ
今回はGitHubにリモートリポジトリを作成し、ローカルリポジトリからプロジェクトをアップロードする方法を紹介しました!
次回はブランチ関連のコマンドを紹介していきます!