IPアドレスとは
インターネット上での「住所」のこと。
この住所も2パターンの概念があり、その中で動的/静的IPたるものもあり中々混乱してた。
グローバルIPアドレス
ネットワーク上で別々のIPアドレスが必要であるように、インターネットを利用する世界中のすべてのパソコンがそれぞれ別々のIPアドレスを使用する必要があります。このIPアドレスがグローバルIPアドレスです。通常、プロバイダより割り当てられます。
ここにアクセスすると自分のグローバルIPアドレスが一瞬でわかる。こういう個人のPCでは動的IPが一般的。
参考:あなたが現在インターネットに接続しているグローバルIPアドレス確認
参考:IPアドレスについて
プライベート(ローカル)IPアドレス
自分がいるネットワーク内(スタバ、会社、自宅などなど)におけるインターネットに接続した際に割り当てられる固有のアドレス。そのネットワーク内では同じアドレスは存在しないようにされている。
引用元:【Mac/Windows】ローカルIPアドレスを確認する方法
グローバルIPとローカルIPの違い
グローバルIPアドレス(パブリックIPアドレス)→「インターネットに直接接続するコンピュータに割り当てるIPアドレス」
プライベートIPアドレス→「インターネットに直接接続しないコンピュータに割り当てるIPアドレス」
動的/静的って何よ?
企業や団体では、自社ドメインを得る際に不変のグローバルIPアドレス(固定IPアドレス)が割り当てられますが、個人がインターネットに接続する際は一般に、契約するプロバイダーが管理する空きIPアドレスの中からインターネット接続のたびに動的に割り当てられます(動的IPアドレス)。
参考:note事件から考える。IPアドレスで何が分かるのか?
MACアドレスとの違い
MAC(Media Access Control)アドレスのこと。
ここが結構混乱するポイント。どちらも自身のPCを識別するための情報であるが役割が違う。
ネットワーク機器やパソコンのネットワークアダプタ(要するにLANの口です)などに、割り振られている固有の番号のことです。MACアドレスは通常、16進法で「XX-XX-XX-YY-YY-YY」といった方式になっており、前半の6桁(XXの部分)がベンダーコード、後半の6桁(YYの部分)が、部品に割り振られた番号となります。
例えば、Cisco機器であれば、『00-00-0C』、『00-01-42』、『00-01-42』が割り当てられているため、Cisco社が生産している機器には、必ずこの3つのベンダーコードのいずれかが使用されるようになります。こんなイメージです。
端的に言うと、、、
IPアドレス:インターネット上で通信するために必要なインターネット上の住所。外部ネットワーク含めた最終目的地を指す。
MACアドレス:同じネットワーク内で隣接する機器同士での通信に使われる。LANカードなどのネットワーク機器に割り当てられたコンピュータの識別番号。工場から出荷時に予め割り当てられており、変更不可。データリンク層(L2)内での概念。
具体例
MACアドレスの確認方法
引用:MACアドレスの確認方法
ポート番号
部屋の番号と言うけど今まで特に見たこともないよ〜って人も多いと思う。それもそのはずで、well-known-portであればブラウザでの検索でも省略されているからである。
いつも通り具体例で示そう。ごちゃごちゃそれっぽい説明されても頭痛くなるだけなんで。
現代人が毎日お世話になるyoutubeにアクセスするときは以下ですよね?
https://www.youtube.com/
これも本当はポート番号をしないといけなくて
https://www.youtube.com:443/
が正式(?)な接続方法である。
well-knownポートって何よ?
さらっとwell-known(よく知られている)と言ってしまったが、普通知らないですよね。
IANAが定義しているものがあって、以下が一覧となる。
用語集 「ポート(PORT)とは?」
「いや何これ。。」って言うのも多くwell-knownでもなさそうだが、http通信(80番)とhttps通信(443番)は覚えておこう。
参考
参考:ポート番号とは何ですか